アッサリっていうのもJリーグの特性かもしれないが…
2014.03.24
U-17女子ワールドカップ、リトルなでしこのグループリーグ最終戦が日本時間午前に行われ、3連勝でグループ1位突破となった。失点もなく圧倒的な戦績だが、こういうのってノックアウトラウンドに入ってコロッとこけてしまうことがままある。前回大会もそうだったし。そういう意味では、苦戦した試合も経験していた方がいいのだろうが、さて、この後どうなりますか。
さて、お題の件だが…フットボールはアップセットが起こりやすかったり、ドローに持ち込む・持ち込まれるっていうせめぎ合いがある競技だし、ホームとアウェイの差が大きい(日本ではそうではないが)競技だし、そういう部分も含めて奥深いものであり、いわゆるビッグクラブとか圧倒的に戦力的に有利なチームが予想に反してやられたりすることの多いもの。だから気が抜けないし面白いし興味深いのだが、そのビッグクラブ(日本にはまだ正しくビッグクラブと呼べるものは存在しない、云々の話はここでは無しで…)なりがプロビンチアのクラブに敗戦をくらうというのもしばしば発生して面白いんだが、そういう場合でも、負け方、敗戦のくらい方ってもんがあるだろう、、、って思うのだ。例えば昨日のJ1でもあったような(…どことは言わないが)全く何もできないでなんとなく敗戦で終わってしまうような…そういう情けない試合ぶりが少なくない。っていうか、結構多い。デキが悪い試合もあるだろうが、そういう試合でも、ビッグクラブなりの、戦力的に有利なクラブなりの、怖さや意地とかプライドを見せた力攻めみたいなものが、日本のクラブには足りないというか、出て来ない。なんとなく、、、試合終了のホイッスルを聞くような。これでは勝ったプロビンチアのクラブの方も喜び半減だろうし、なによりフットボール全体としていいことではなかろう。そういう淡泊さは日本の特性かもしれないが、デキやパフォーマンスが悪いなりに、敗戦をくらうにしても、その凄みを見せつけられるような、そういうことができないもんかと。そういうことの繰り返し、日常化が、観客を増やしたり文化の浸透や成熟を促進したり、あるいはフットボール自体の強化や底上げになるんではないか。
そういう点では、ビッグクラブなり有利な戦力を有するクラブには、それなりの責任ってもんがあると思うわけです。
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