何を思った? ルーニー+マタ+香川。

日本時間早朝のマンチェスター・ユナイテッドのアウェイでのウェストハム・ユナイテッド戦、ルーニーをトップにマタと香川が同時にスターティングメンバーに。ま、右にヤングも居たんだけど。まさかのこの3人が同時にスタメンでピッチに立つとは、何を思ったんだ??

試合自体はルーニーの2ゴールであっさり終わったんだが、やはり香川とマタの絡みに目が行く。香川がドリブリングからマタへスルーパス(マタのシュート)もあったし、マタが走り込む香川へループパス(合わず)やスルーパス(香川のシュートはゴールキーパーに弾かれる)もあったし、ルーニーがサイドで持ったシーンで香川が最前線へ飛び出しマタはそれを感じてやや引いて待ち構え、ルーニーは香川をフェイクにマタへ(マタのシュートはゴールキーパーに弾かれる)というシーンもあった。香川がハーフウェイライン下まで下がって来て、入れ替わりに上がりめに進んだフェライニへピシッとしたパスを入れたシーンもよかった。
やはり香川とマタはプレーヴィジョンやスタイルが似てるし近い部分があるんで、よくパス回しに入っていた印象。それだけにもうちょっとインパクトがある印象を残したかったか…後半に入ると、前半のうちに2ゴール先制してしまったしユナイテッドの選手たちのペースも落ちたし、ウェストハムも守備ブロックを維持することに意識が高くなったようで、スペースもなく、あんまりいい場面は見られず。この程度では、香川とマタが同タイプならどっちか1枚を起用すればやっぱしいいや、とか考えられそうだし。フルタイムのプレーとなったが、シュートをもうちょっと打ちたかったかな…シュートが打てないっていうことになってしまったか。ネガティブなことを書いてるが、よかったんだけどね。
まぁそれと思うのは、ユナイテッドの他の選手たちは(ルーニーとマタとフェライニあたりを除いて?)バックパスの意味や意図が全然わかってない風だな。んで、バックパス交換の後にボールが自分に渡っても、そこから考え出してるというか、それまでの間にイメージを持ててないというか。それとこの試合でもマタが、あからさまに、そっちじゃないだろ!的な表情というか仕草を見せる場面があったのも、おかしかった。

しかしこの試合、前半からスペースが結構あり、、、それを見越して(見切って)の香川とマタの同時起用だったんかね??
ユナイテッドのサポーターの中にも、他のクラブ(ライバルチーム)のサポーターの中にも、香川のプレーとかプレースタイル、プレーヴィジョンを非常に評価し買ってる向きも多いようなんだけどな。

あと、イングランドの観客のみなさんは、やっぱし肉弾戦とか、いかにも、ここからさぁ行くぞ~(突撃するぞ~)的な空気というか気配感がお好きですよね。ショートパスを5~6本以上繋いでいると大抵ザワザワしてくるよね。チマチマしたパス交換は、ビシッビシッっていうパスが飛び交おうとも、何やってんのかイメージやイマジネーションできないみたいで。

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