インステップキックをしろ、と。

昨日の日本代表候補合宿で、ハリルホジッチがインステップで蹴れと指導したというんで、そりゃたいへん結構なことだと思ったが、ゴールキーパー陣への指導だったか(笑)

でもインステップでグラウンダーの速いボールを出せと、短距離でもインステップで出せと、そう言ってるらしく、要はゴールキーパーもビルドアップの起点になれということであり、そのために速いボールが必要…そのためにはインサイドキックじゃなくインステップで蹴れと…それはそのとおりだろう。確かに日本だと、まず執拗に(笑)インサイドキックを仕込まれてしまう。そこを短い距離でも(ペナルティーエリア内でも)インステップを使えと。

インサイドキックが悪いわけではないが、確かに日本はインサイドキックをまず教え込むし、インサイドで出さんかい!!ってのは今日でも蔓延しておりますよな。アウトなんかで出そうもんなら、、、っていうか。
一方で、国際的にはインサイドキックでも速く強いボールを出せるという点が、日本との違いと指摘されることが今も昔も多々あり。特に、中田英寿がイタリアで活躍した当時(1998年以降)は(現地に行かずとも、セリエやヨーロッパの試合を、それ以前と比較して飛躍的に見られるようになったんで)そういう指摘をするメディアやライターがやたら多く出現した。要は、インサイドキックだろうが何だろうが、速いボールが出せればいいわけで、そこに日本人の筋力(筋肉量)の少なさとか、股関節の硬さとかが相まって、そういうボールが行き交うことが少ないのは確かだろう。Jリーグでも。いつまでもそうしてると、プレッシャーがキツい中でのトラップ技術のブレの軽減にもならない、という。
なので、このハリルホジッチの指導というか指摘は、なにもゴールキーパーだけのことじゃないだろう。フィールドプレーヤーも当然にして当てはまることだと思ってる。
ついでに、インステップだけでなくアウトももっと使えと指導して欲しいね。

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