岡崎、ゴールもアシストも無かったのに大絶賛。

イングランドのプレミアは今週はミッドウイークにもリーグ戦。レスターは、つい先日FAカップで岡崎がペナルティエリア内で「3人抜き」ゴールを決めた相手であるトットナムと、今度はリーグ戦で再びアウェイで対戦。この試合、岡崎はスタメンで75分過ぎくらいに退いたんだが、チームはアウェイで貴重な勝利をあげたものの、岡崎はゴールもアシストも無し。なのにスカイスポーツなんて8点を付けるし…8点っすよ、8点。デーリー・ミラー紙にはプレミアリーグに来た日本人でベストプレーヤーとまで書かれちゃってるし。

確かにこの試合、岡崎がアウェイでもアグレッシブな攻撃のエンジンになってた感は強い。浮いたボールをなぜか足元にピタッとおさめて(おさまって??)すかさずアウトで味方に出すわ、ピタッとおさまったボールが次の瞬間(なんとなく)味方にピタッと渡るわ、、、イメージわかってもらえると思うが、超絶テクニックというよりかナンチャッテ感ありありなんだが、なぜかおさまる。味方ゴール前でも最前線から戻って来て、ルーズボールを足元に(自身の足元間でのピンボールみたいな感じで)おさめて味方に繋いでクリアさせたり。浮き玉をヘッドで競ったり当てると味方に繋がったり。ヘッドで後方に落とした形になった(?)ボールを、味方がダイレクトシュートしたシーンも実に惜しかった。
もちろん繋ぎばかりじゃなく、フィニッシュでも幾つか際立ったプレーがあって、右からのグラウンダーのクロスが後ろに入ったんだが、右足ヒールか!? と思ったら右足に引っ掛けて反転ショットとか…これは相手ディフェンダーがなんとか足に当てたが。左からのグラウンダーの速いクロスを足におさめて(パスという感じではないが)すぐ傍の味方のシュートがあったり。ペナルティエリア内で、ルーズボールに戻って来て反転シュートは惜しいことにマウスを外れたり。
そんな感じで反転プレーが非常に際立ち、実に目を引いた試合。

レスターには岡崎が移籍する前からクロアチアのクラマリッチが居たし、普通に考えれば岡崎の技術や経験や実績や場数がクラマリッチを上回るとは思えず、出場機会がどれくらいあるんかい…という懸念もあったんだが、シーズン開幕当初からクラマリッチの方こそ出場機会がなかなか得られない(わずか2試合の出場??)という。今週初め頃だったか、とうとうスカイスポーツでクラマリッチがレンタルで出され可能性が報じられている。その中ではラニエリ監督の、、、3人フォワードを選ぶならウジョア、バーディ、岡崎…と明言していることが紹介されていたり。実はこれにも驚いたし嬉しかったし、素晴らしいと思わされたんだな。
先に書いた反転プレーなんか、香川こそプレミアで発揮してくれるんじゃないかと思ってたが、岡崎がそれをやってくれるとは…っていう感じだが、そこには身体の強さやフィジカルコンタクトをものともしない戦いぶりが、、、それはイングランドでは非常に好感をもって受け止められることはよく知られてることだし、そういうのがさらに、岡崎の評価や称賛を高めることになってるだろう。

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