コンフェデで、ドイツと対戦したオーストラリアはどうだったか。

日本時間では一昨夜の夜中だったが、コンフェデレーションズカップのドイツVSオーストラリアを視聴。ご存じのとおり、3-2というファイナルスコアではあったが、1点差であることからオーストラリアの善戦(8月31日に日本のワールドカップ・アジア最終予選突破がかかる重要な直接対決に大丈夫か…)という向きもおられると思うが。。。

最近になってオーストラリアは3バック(3-4-3のフォーメーション)を取り入れ、守備時には5バックになって、その前に4枚のラインを形成する(いま流行りの)システムのようだが、サイドに起点を作られてドリブリングで中に入って来られると、最終ラインの5バックがすぐに崩れてしまうし、最終ラインの前の守備ラインもゾーン・ディフェンスのセオリーやマークの受け渡しができてない風なので、これならイマジネーションある速い攻撃で相当崩せるはず、、、というか、これくらいを崩せないでどうする…という印象。
事実、ネームのある選手だちはほとんど連れて来てなくて、キャップ数まだわずかの選手たちで構成されたドイツに崩されまくり。ドイツの選手たちにもうちょっと集中力があり、余裕かましてなければ前半で(前半は2-1で終了)もう2点くらいは入ったんじゃないか。
オーストラリアは一度は同点に追いついたけれども、パンチのあるシュート力はいまさら言うまでも無いものの、ドイツのディフェンスの軽い応対とゴールキーパーの緩慢な守備によるゴールだったと思うし、ドイツは同点を許した直後に間髪入れずに追加点をあっさり奪ってみせる(ゴールはPKだったが)ところからも、力量差は歴然といってよいんではないか。
ちなみに後半、ドイツが3-1とした後に1ゴール返したシーンも、ドイツのゴールキーパーの凡ミスを蹴り込んだもの。そもそも3-1としたら、後は流しにかかるのはドイツのデフォだし。そんなんは過去のワールドカップでも再三見させられ、終わってみれば結構僅差のファイナルスコアだったことが何度もありますよね。
ま、オーストラリアの攻撃は、そんな感じで後半の半ば過ぎくらいからサイドを起点に少し迫力も出てきたが、この程度の攻撃に日本が崩される可能性は低く、ミドルシュートに気をつけることかと。攻撃の中心となる選手も2人ほど、明確だし。日本の(本来の)ストロングポイントである中盤の構成力とスピードが機能し、前線が決定機をちゃんと決めれば、ホームでオーストラリアに勝ってワールドカップ出場権獲得…と行けるはず。
そもそも <ワールドカップ予選に限ってみれば> オーストラリアにはまだ勝ったことがなく、それは実際のところではあり、そろそろ勝ちましょうぜ。

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