シャペコエンセの深いスライディングタックル。

一昨日、スルガ銀行チャンピオンシップの浦和レッズVSシャペコエンセの件を中心にエントリーしたんだが、、、
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=2633
書き忘れたのが、シャペコエンセの選手の深いスライディングタックルのこと。

サイドに抜けてクロスを上げようとする場面に特に顕著で、クロスに間に合わないものの、そのままの勢いで足を刈ろうかというくらい。観ていて特に印象的だったのは、スライディングの前足の方ではなくて後ろ足(曲げている足)で(言い方は悪いが、あえて表現するなら…)あわよくばケガさせたろうか的な勢い。それがよいかどうかは別として、国際的な(というか地球規模というか)戦いでは、局面局面で決闘みたいなもので、そういう凌ぎあいってことですな。日本国内の試合じゃ、考えられないよね。
で、そういう危険なスライディングタックルも、ピッチ中央やゴール前では当然やらない。サイドのエリア、、、ってところも、冷徹なところではないかと。

話がやや広がるが、日本人って、1対1の場面はわかりやすいようで、それはいまだにあまり変わってない空気を感じているんだが、それとともに、個の戦いか集団の戦いかっていう、そのどっちかという目線なり見る感覚しかない人がいまだに多いことも常々感じている。個人競技か集団競技(組織)か、みたいな。だから人によっては、自分は団体スポーツが苦手だったんで(観戦するのは)個人種目が好きだとか、そういう話も割とよく聞く。
フットボールについては、確かに11人同士で戦う競技だが、個々の戦いの局面があり、個の戦いと集団(組織)の戦いが混合され、ないしは合体したモノであり、そういう面では個か集団(組織)かのどっちかという次元のはるか上を行く、ま、高度な戦いだと思うんだな。
ヨーロッパではチームのことをスクワッド(スカッド)って言ったりするが、実にそうした要素というか部分を集約した表現・タームだと思われるのだ。戦闘、戦争ですよ。自分の目の前の相手をぶっ倒すなり制圧することと、組織としての(戦術を含めた)戦いと、その両面。だからこそ高度であり、国や地域の総合力が問われる(総合力の戦い)という意味が大きく深い。
…なんか、そういう風に考えている今日この頃(ごく最近考え始めたわけでは全然ないが)ってところ。

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