明らかに守備システムを整備して、ようやくマトモな試合が見られた(?)昨夜のアルガルベカップ。
2018.03.06
アルガルベカップの3戦めにして、ようやくマトモな試合だったかな、と。1戦めの酷い試合では、ホントにチームとしての約束事というか基本のやり方も(特に守備において)できてない感があったが、2戦めでは中盤の守備ラインに若干(機能してたかどうかは別にして…)改善意識が見られ、昨夜の3戦めでは、特に4-4-2の左右サイドハーフの守備の仕方が整備されていた感。
具体的には、4バックの最終ラインの外側までプレスバックする意識であるとか(それが今風のサイドハーフの守備戦術を取り入れたものかどうかはわからんが…)中盤守備でも中に入り過ぎない、サイドバックのオーバーラップのスペースをつくる、といったあたりが目についたか。それでいて攻撃が薄くなる感じはなかったので、割とよかったんじゃないか。ただま、最終ラインが低すぎたり、中盤センターの脆弱さは相変わらず気になるところだが、フォーメーションを変える(いじる)んではなく、4-4-2のままでこういう改善を施した点は、一定の意味があるかもしれない。
これでグループリーグ戦は2勝1敗の2位。アルガルベカップは変則大会で(3グループでの大会実施)いきなり「順位決定戦」となるが、いかんせん1戦めの失点が多くて「3-4位決定戦」には出られず「5-6位決定戦」なるものを戦うことになるだろう。アメリカ、ドイツ、フランス、イングランドが不参加(他所で別の大会を実施)の今大会、できれば悪くても「3-4位決定戦」で終わりたかったが、「5-6位決定戦」の相手が最新FIFAランキングで日本より上位のカナダとの対戦になったようなので、これを叩いておくことかと。FIFAランキングは、来年の女子ワールドカップでのグループ分けにも関係してくるので。
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