チーム戦術にマッチした選手層…という域にはまだまだか??

先週末の川崎フロンターレVS横浜F・マリノスを見ていたんだが、マリノスはサイドからのクロス戦術(?)に終始し、この戦術じゃぁピッチ上の選手の顔ぶれ、選手層ってどうなんだ、、、と思っていたんだが、その前日のJ2のジェフ千葉の試合でも同様なことを感じたり。ジェフは相変わらずハイライン、ハイプレスなんだが、それをいとも簡単に突破されて失点するのを見ると、こちらも同様なことを感じたり。
Jリーグのクラブも(チームも…くらいの感じか、、、クラブ単位とまでは行かないな)それぞれに特徴ある戦術を駆使するようになってきた感があるんだが、チーム編成の方がそれと連動してないんじゃないか。そういう点では、現場というよりも強化部門というか編成部門というか、そちらの舵取りがまだまだだな、、、と。

ところで、冒頭で触れた川崎フロンターレVS横浜F・マリノスのゴールシーン、、、ゲームメイカーの中村憲剛を執拗に潰しに行っていたマリノスのアンカーの喜田が、中村が下りてきてボールを足元に受けてリターン(バックパス)したボールにさらに喜田が食いついて行ってしまい、まんまとバイタルエリアでフリーで中村がボールを再度受け直してラストパス→ゴールというシーン、、、そこをなかなか要領よく福田正博氏が解説していたが、ああいう解説というか解析、分析を、もっと一般ピープルに伝えてやれば興味が増すんだがな。本来、日本人は、そういう幾何学的というか算数的な話は好きなはず。そういう話をフットボール専門番組でないところでもやってもらいたいんだが。そうしちゃうと、フットボールへの一般ピープルの関心や思考力が増して困るかね。。。
もう一方で、フットボールが組織の戦いだとばかり強調される向きがあるんだが、それと同時に(裏表というか陰陽というか、そういう関係で)実は局面局面での個の勝負、戦いがあることも、しっかり伝えないかね。

フットボールは数字で語れる部分が少ないのでわかりづらいんだ(評価や視点が曖昧なんだ…的な、感覚的すぎる的な…)というような感じの相変わらずのチープな屁理屈を巻き散らかす輩も居るが、もちろん、それに抗しうる新たな数字も出てきているし、それらを紹介し用いることもよいし。使える数字やデータなんぞ、むしろ膨大にあるわけ。それとともに、単純な数字ではない様々な視点、ポイント、着眼点を提示するということ。そういう部分って、日本人にもゼッタイ面白く聞こえるし見えると思うぞ。他のアレに比べてわかりづらい、どう見ればいいかわからない、、、というような向きがパイの大きい高齢者(これが厄介なんだが)に向けても、十分に浸透できると思いますがねぇ。

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