ヨーロッパリーグ、パルチザン・ベオグラードVSマンチェスター・ユナイテッドを見てみた。
2019.10.28
メインは浅野拓磨がどういうプレーをするか、できるか…ってところですね。パルチザンのフォーメーションは、DAZN実況でも4-4-2で浅野は2トップの一角という情報だったが、浅野は左サイドハーフでしたね。4-4-2だと思うが、見様によっては4-2-3-1と形容する方も居るだろう。
序盤からホームのパルチザンはユナイテッドにボールを持たれるが、それでも8分過ぎに後方からのフィードに浅野が抜け出してゴールに迫ったが、後方からの速い追走と寄せによい形でシュートを打てず、大きくクロスバーを越えてしまう。浅野もユナイテッドの右サイドの攻勢に守備に回ることが多かったが、20分前後くらいからパルチザンもボールを持て始め、浅野も前線や中央に顔を出すようになり、右からのパスをほぼ中央で受けたがワンタッチめからシュートまでに若干時間がかかってしまい、相手ディフェンダーのスライディングに合ってフィニッシュできず。浅野のチャンスは前半はこの2つくらいか。
パルチザンにも惜しいチャンスはあったものの、前半終了間際、まんまとユナイテッドがPKを獲得して先制。
後半はパルチザンがなんとか攻勢を仕掛けるものの、こういう展開になるとユナイテッドもノラリクラリとかわし、浅野に最大の決定機が訪れたのは80分過ぎあたり、右からのコーナーキックを中央からニアに流れてヘッド、、、だがゴールキーパーの守備範囲で弾かれる。まさか浅野にヘッドされると思っていなかっただろうからモッケの幸いのチャンスだったんだが。
シュートの場面だけでなく、中盤からドリブリングでボールを運ぶシーンも前後半それぞれ何度かあり、なかなかのスピードのドリブリングを見せるんだが、その後の展開というかイマジネーションが足らないような、、、周囲の味方の攻撃や動きのイマジネーションも低くて、なかなかチャンスにならない。ユナイテッドも中盤での浅野のドリブルはそんなに警戒してる風もなく、それでも蓋をしに行くとロストしたりで、まぁこれだと味方の信頼も高まらんかもしれない。あとはゴールだな。最前線に浅野が絡もうとしていても、なかなか浅野にボールを渡してもらえない雰囲気。これはやっぱりフィニッシュ能力への信頼度の問題だろう。
それでも使ってもらっているんだから、なんとか数字を残したいもの。この試合でも中央やや左寄りの位置で相手3人に囲まれながらも、巧みに中央の味方に横パスしてシュートシーンを作った場面など、浅野の技術でも十分目につくプレーができるんだから。だからスタメン起用を続けてもらってんだろう。
なんにしても、やっぱり数字に残るもの、特にゴールだよなぁ。
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