南野、プレミアで10分強のプレーに続き、FAカップでフルタイムのプレー。(…の続き)

明日朝、なでしこ "She Believes Cup"(アメリカで行われる4ヶ国対抗戦)初戦のスペイン戦。NHK-BSでライブ放送。キックオフは6:20AM過ぎあたりか。途中でサブチャンネルになりますね。
"She Believes Cup" は続いて日本時間9日(月曜日)早朝、日本時間で3:20過ぎ(8日27:20過ぎ)キックオフでイングランド戦、さらに日本時間12日(木曜日)9:00AM過ぎにアメリカ戦。3戦ともNHK-BSでライブ放送。←【訂正!!】★第2戦のイングランド戦は9日(日本時間)9:00AMからの録画放送★

さて、昨日の続き。試合の方は2-0でチェルシーがリヴァプールを下したFAカップでの南野。これがリヴァプールに加入して初のフル出場となった。
この試合のリヴァプールはフィルミーノとマネをスタメンから外し、中盤3枚に前線3枚の4-3-3の形ではあるが、南野は前線3枚の中央でやや下がり目の「偽9番」の感じか。

キックオフ直後からリヴァプールがやや押し込む感じで入ったが、南野は中央でやや足元にボールが入ったものの、相手が寄せて来る前に瞬時にマネへいいスルーパスを出して上々の立ち上がり。
2分過ぎには相手最後尾からのフィードのコースに入ってブロックし、そのこぼれ球からゴール前へ飛び込んだが、ゴールライン際からの左からのグラウンダーのクロスはディフェンダーにわずかに当たって南野の後ろを通過。
その後も何度かケレン味ないドリブリングで可能性を感じさせるが、やはりプレミアのリーチの長さ、瞬時に寄せてくるボディコンタクトにはまだ対応途中といったところか。
最大のチャンスは20分あたり、ルーズボールを相手ゴール中央やや右でトラップ、左足でフィニッシュ…というシーンが訪れたんだが、その右足インサイドでのトラップがやや大きくなり、シュートがワンテンポ遅れてブロックされてしまう。ゴールまでほほ5メートルの位置だった、、、惜しい。
その後もマネとのショートカウンターでの仕掛けもあったりしたが、まだ南野の出すパスがショート気味だったり、相手に引っ掛けてしまったり、味方の動きの気持ち後ろに届いたりで、そろそろ適応が求められるところ。
そうしたシーンは後半にもあり、なかなかいいドリブリングから味方に出したパスのスピードと角度とタイミングがイマイチで相手にカットされたり。
それでも自軍からのカウンターでセンターサークル内でボールを受けてはたき、ダッシュしてファーへ入っていたが、ボールは来ず。
試合後、クロップ監督が南野がフリーなんだから使え…的なコメントをしてくれてたらしいが、ま、周囲の信頼感がまだ不足なのか何だかわからんが、確かにここで南野に出してくれたら…出さない(来ない)か…というシーンは幾つかあったなぁ。ただ、それとは別に南野もシュートの2本や3本ぶっ放さないとイカンでしょうよ。へなちょこシュートじゃなくて、ズドンってヤツをね。

リヴァプールは後半途中にフィルミーノ、さらにサラも投入したが、南野との交替ではなくフルタイムのプレーをさせてもらえた。もしかするとこの試合が最後のチャンスじゃないのか、、、という向きもおられたと思うが、決して失望するほどのパフォーマンスでもなかった…といったところではないか。可能性を感じさせるものだったんではないかとは思う。
まぁね、それだけに数字を残さないと。
現地のメディアでも評価がかなり分かれているらしい。辛い方だと、熱狂的なコンテストにまだ適応中…と書かれてるし、、、まぁそのとおりなんだが。
それでも、リヴァプールの地元紙をはじめ、南野が真価を発揮するのは来シーズンだろうが光を感じる…というような評もあり。
とにかく残りの2ヵ月ほどで目に見える数字、それもアシストじゃない、ゴールを。
頑張って欲しいもの。

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