武藤嘉紀、ようやくリーガ初ゴール。
2020.12.01
ベティスVSエイバル。エイバルの試合を見るのは実は少し久しぶり。この試合、乾は4-4-2の左で、2トップは武藤嘉紀と(セビージャからのレンタル、現在売り出し中の)ブライアン・ヒル。少し前のエイバルは、ブライアン・ヒルを左に置いて、乾を中央に置いていたんだが、この試合はその逆の形。
もっとも乾を中央に置いていた時はシャドーのような形だったが、この試合のブライアン・ヒルは武藤と2トップという形。
武藤はヘッドでの競り合い(からの味方への落とし)もなかなか頑張るし、守備でも相手ボールを上手くツツイて味方ボールにしたり、悪くない働き。もっとも肝心のアタッカーとしての仕事ではもうちょっと何か見せて欲しいところではあるが。
エイバルは前半途中からブライアン・ヒルが左に出て乾が中央に。武藤と乾の2トップの形。
30分過ぎ、右からのクロスに中で乾が合わせようとしたが届かず、外のブライアン・ヒルがヘッドでなんとか合わせてコロコロとゴールラインへ向かって転がるボールを、乾がプッシュしてゴール、、、と思ったが、長いVARの末に乾がオフサイドを判定されノーゴール。
あれ、乾がさわらなかったらゴール…とも思えるが、だけどありゃさわる(プッシュする)だろうよ。放置してたらディフェンダーがクリアに来たかもしれんし。
というわけで、前半はスコアレス。後半も乾が中央でブライアン・ヒルが左は変わらず。最後までこの形。
右からのコーナーキックに中央でヘッドですらしたボールを、ファーの武藤がスライディングで合わせてエイバル先制。武藤はようやくリーガ初ゴール。味方が駆け寄ってとても祝福してくれる様子に、溶け込んでる感を確認。
これで余裕ができたか、その後は遠いレンジから左足シュートを放ったり(ゴール右に外れる)右サイドで相手2人に寄せられている(その先には3人めも寄せてきそうな)状況で緩急をつけて単独突破を図ったり、持っているポテンシャルを発揮してくれることを期待したい。
試合の方はエイバルがPKで追加点を奪い、アウェイで2-0と快勝。武藤のゴールで勝ち切った試合となってよかった。
その武藤は75分あたりで足が攣ってしまって交替。
ブンデスリーガ、イングランド・プレミア、リーガと3つのリーグでゴールを記録した初めての日本人になったわけだ。岡崎はリーガ1部ではまだゴールが無いし。
ま、武藤のイングランドでのゴールは1つだけだけどね。
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