チャンピオンズリーグ、ポルトVSユベントス…ポルトの守備力!!
2021.02.18
昨日はバルセロナがホームのカンプ・ノウでパリ・サンジェルマンに衝撃の1-4。ま、後半立ち上がりから、パリ・サンジェルマンのサイドからの攻撃に曖昧な守備の仕方で、こりゃやられるなと思っていたら案の定、後半だけで3失点。
前半はパリ・サンジェルマンは中央を使う素振りでサイドを使いたい気配があったが、バルセロナはそれを感じ取ってサイドの守備を重視していたフシがあるが、それが実に曖昧で(あるいは、やったこともないからか…)特にバルセロナの右サイドの守備は何の役にも立っておらない、、、という風情。
ぶっちゃけ、こりゃクーマン監督の采配もこの程度か、、、って印象。
んで、日本時間今朝のポルトVSユベントスだが、ポルトは守備が堅いことで知られるが、ポルトガルリーグの試合を視た時にはそれほど感じなかった組織性、戦術性満載で、実に見入ってしまい楽しませていただいた。ユベントスの可変システムも相当な戦術性の高さだが、それをほとんど無力化。
ユベントスに移動(遠征)のトラブルがあって準備不足、集中不足があったとはいえ、見事なゾーンディフェンス、前線からの素晴らしいプレスバック、そして1対1で潰しに行くべき瞬間の判断の速さと読みと、その潰しの強さ、、、等々を堪能させていただいた。特に前半。。。
WOWOWの中継でも何度もポルトの3ラインのコンパクトさ(20メートルくらいの間に3ラインが形成されている)を指摘していたが、それもそうなんだが、ギュッとコンパクトにしてるだけのシロモノじゃなよ、これは。アメーバのようにゾーンが動く。イイ時期のかつてのイタリアのナショナルチームのフットボールみたい。また、ユベントスの後方からのビルドアップに対して猛然とプレスを敢行していたが、そこはもちろん狙いではあったろうが(それでキックオフからわずか1分ほどでミスを誘発して先制点を奪ったわけだが)そこだけに目を奪われてはイカンだそう。
これがまた、非常に守備戦術を練って仕込んだ風な痕跡というか気配が滲み出てないところが凄い。
いや~日本のチームもこういうチームパフォーマンスができるチームが出現しますかね、、、それが仕込みであっても。。。
仮に日本代表チームがこれくらいのパフォーマンスをやるようになったら、ワールドカップでも相当行けますよ。
この1stレグはポルトが2-1でモノにしたが、ユベントスのホームで行われる2ndレグが実に楽しみだ。ユベントスも敗れたとはいえ、終盤にアウェイゴールを捻じ込んだしな。ユベントスもひっくり返そうと精力を注いでくるし、それに対してポルトがどういう戦いを見せるか。。。
ユベントスも後半途中からサイドを2枚(前・後ろ2枚)にして1ゴール奪い返したわけだが、このあたり、ユベントスのピルロ監督もなかなかやりますよ。まだ監督のキャリアわずか1年めなのにな。こういう人材が増えなきゃ…だよ、日本のフットボールも。
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