ワールドカップ・アジア最終予選、オーストラリア戦(その2)…テレビ朝日は田中碧のインタビュアーが中村憲剛だと伝える能力が無いんだな(笑)

同点に追いつかれたのが70分。残り20分。どうしても追加点が欲しい日本は、南野に替えて浅野拓磨を投入。
さらに4-3-3の中盤の負担・負荷がたいへん大きいことは、近年のJリーグでも知ってる人は知ってること。そこで85分、守田に替えて柴崎岳、長友に替えて中山を投入。
なんでここで柴崎なんだよ、、、と思った向きも多いと思うが、オープンな展開になっているので中盤の圧力も下がってはいるし、柴崎のスルーパスも生きるかもしれないわけで、理にかなってなくはない。またそれ以上に、4-3-3をやる想定で選手を呼んでいないので、正味の4-3-3の中盤の選手が居ないんだよ、、、ってことですね。

しかし、サウジアラビア戦でもそうだったが、ここで左サイドバックをチェンジする意図がイマイチわからん。中山が超攻撃的サイドバックってわけでもないし、交替カードを余計に使うだけに思えるが。。。
そして終了間際、吉田麻也からのロングフィードを浅野拓磨がピタリとトラップし、ディフェンダーに寄せてこられたが、ややヤケクソ(?)のような左足シュート、、、これがディフレクトし、ここまでファインセーブを連発していたオーストラリアのゴールキーパー、ライアンのセービングのタイミングが外れる結果となり、ライアンの伸ばした左手にわずかに当たってファーのポストの内側に当たってはねかえる、、、そこに古橋(大迫が痛んだために交替出場)が詰めていったが、古橋が押し込む前にオーストラリアのディフェンダーの脚に当たってオウンゴールに。
ラッキーなゴールが日本に転がり込み、このままタイプアップ。
日本は苦闘の末に崖っぷちで勝点3ポイントを獲得した。
正直、システムは未成熟だし、相変わらずコンディションのよくない一部選手のパフォーマンスもあったり、内容的に物足らないが、懸命の戦い様(ざま)は見せてもらった。

試合直後のインタビューは、テレビ朝日が担当したインタビュー、DAZNが担当したインタビューがあり、相互に映像を交換(?)し合って流すという形で(当然、流れる順番は違うわけだが)これはなかなかによかった。
田中碧のインタビュアーは中村憲剛だったんだが、これって実にイキなことであり、DAZNはちゃんと西岡明彦アナウンサーがその点に触れていたが、テレビ朝日ではそんな大事な点を完全スルー(苦笑) …このあたりが地上波民放テレビ局の能力の低さだな。

というわけで、オーストラリアに土をつけることに成功したが、サウジアラビアもオマーンも順当に勝点を積み上げており、日本の順位は変わらず。11月はオーストラリアとサウジアラビアの直接対決があるし、日本はベトナム→オマーンとアウェイ2戦があり、ここでどうしても連勝が必要になる。特にオマーンにはアウェイで勝点3ポイントを取り戻さなくてはならない。
この試合で付け焼刃にトライした4-3-3を今後もやるつもりなのか、それなら当然にして選手選考も変わって来る。遠藤航、守田、田中碧では単純にバックアップが足りない。Jリーグから例えば名古屋グランパスの稲垣だとか、待望する声が出るのもわかる話だろう。
なお、この試合のスタメンとフォーメーションは、先週末の日曜日深夜のテレビ朝日「GET SPORTS」で中村憲剛氏が予想したマンマ…だったらしい(笑) それを参考にしたんですかね、コーチングスタッフ。。。
とても森保監督や横内コーチが4-3-3を発案するとは思えないんだが。川崎フロンターレで4-3-3をやってきた守田と田中碧が居てよかったね、というところだ。守田と田中碧を呼んでいたのも、4-3-3をやる可能性があるから呼んでいたとは然思えないし。
メディアはそういうあたりを取材してきてもらいたいものだ(笑)

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/4153

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

<<前月 2024年09月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ