シャビ監督らしい前線からのプレッシングとボール狩りは見られたが、中盤の力量差は明白…

先週ミッドウイークに行われたチャンピオンズリーグ(グループステージ最終節)から、バイエルン・ミュンヘンVSバルセロナの件。
グループステージ突破には勝利が必要なバルセロナと、既に全勝でグループステージ突破を決めているバイエルン。バルセロナはキックオフから積極的な仕掛けを見せるが、バイエルンは余裕で対応。それでもバルセロナ監督就任前からネットで講義を拝聴(?)していたシャビ監督らしい、前線からのプレスや追い込み、ボール狩り戦術が随所に見られ、視ているこちらとしては実に楽しかったんだが、それでもすぐに中盤の力量さは明らかになり(中盤だけでなく全体に力量差は明白だったんだが)バイエルンは、バルセロナの中盤の穴を突いてゴールへ迫る。そして悠々と前半だけで2ゴール。
後半に(試合展開からしていかにも「らしい」時間帯に)1ゴール追加して3-0で終了。バルセロナはグループ2位を争うベンフィカ・リスボンが勝ったため、3位に。チャンピオンズリーグのノックアウトラウンドに進めず、ヨーロッパリーグに回ることになった。

バイエルンがバルセロナの中盤の穴を突いて…と書いたが、バイエルンが巧みに、かつ楽々と、バルセロナの中盤に穴を作ってしまうと言うべきか。
バルセロナの方も、中盤がどんどん下がらされてしまって、最終ラインの近くに下げられてしまう悪循環。引きこもっているんではなくて、自然にそうなってしまう。
これでは前線にボールを運べないし、運んでも散発的。その前線のクオリティでも現状イマイチという状況。
さて、バルセロナとシャビ監督の未来はどうなるか。財政問題もあるしなぁ。。。

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