三笘の1点めだって、そのフィニッシュ技術にもっと注目すべきではないか。

今夜、ワールドカップ・アジア最終予選の最終節。日本はホームでベトナム戦。4月1日(日本ではその深夜)にワールドカップ本大会のグループ分けドローがあり、消化試合ではあるがFIFAランキングのことを考えれば取りこぼしはNG。
さて、ここ一両日に伝わっている選手起用でスタートするのかどうか。。。

先日のワールドカップ本大会出場を決めたオーストラリア戦でも、日本のフィニッシュ能力の問題が露呈。数多くの決定機を創出しながら、フィニッシュが決まらない・決められない。。。
あの試合ではぶっちゃけ南野になるが。南野は前半だけで(多分)6度くらいのフィニッシュシーンが訪れ、その全てがイージーだったとは思わないが(それでも決まってもおかしくないシーンばかり…)とにかく一度もゴールネットを揺らせることができなかった。

キックオフ直後に右からの速いボールをピタリと足元におさめシュートを放ったシーンは、決まった…と思わせられたし、あのボールをピタリとおさめるプレーには、その後もゴールラインぎりぎりから折り返されたボールを何度も鋭く切り返したシーン(そのシュートはゴール左を点々と転がっていった)からも、現在の南野コンディションのよさは十分に伺えたが、まぁとにかくフィニッシュが決まらないことには…
南野には後半も、ゴールど正面の至近距離でオーストラリアの選手にぶつけて外したシーンがあったし…

三笘の2ゴールが大きな反響を呼んでいるが、その1点めにしても、原口、山根、山根に寄って行ってスペースを明けた伊東純也、守田の連携は確かに秀逸だったし、ゴールラインぎりぎりから難しい体勢にもかかわらず(ボテボテではなく)きれいなグラウンダーのボールを折り返した山根の技術も素晴らしかったが、左からほぼ直角にゴール前へ走り込んで来て、そのグラウンダーのボールを左右からスライディングして来るオーストラリアのディフェンダーに当たらないように、ゴールキーパーが届かないゴール左隅へ鋭角的に蹴り込んだ三笘の技術に、もっと目が向けられるべきではないかと。
右足インサイドで「面」を作って見事に沈めている。
そして蹴り足がディフェンダーに引っかからないよう、折り畳んでいるし。
例えば(申し訳ないが)浅野拓磨だったら、ああいうフィニッシュはできなかっただろう。

とにかく、フィニッシュ技術、フィニッシュスキルのセンスが日本のアタッカーには大きく不足している。
すぐにどうこうなるものではないが、どうこうなってくれないことにはなぁ。。。

ちなみに三笘のあのフィニッシュ(キック)については、そのフォームを彷彿させる下部組織の時代の写真が結構見つかる。

(オマケ…)
そういえば昨夕、ホントたまたま地上波TVがオンになっている環境に居たんだが、何かの番組で「浦和VS大宮」みたいなミニ特集をやっていて(市役所移転問題ネタ)何気にチラチラ見していたら、おー、、、浦和レッズと大宮アルディージャもしっかり出てきた(扱ってくれてた)んで、ちょっと嬉しくなった。
浦和と大宮と言えばJリーグ…みたいな前フリだったと思う。
ちゃんとJリーグってドカンと出していたのが好感(笑)
テレビ朝日だったが、全然今夜の番宣絡みではなかったので、それも好感(笑)

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