吉田麻也、板倉が居なくなったシャルケへ加入…
2022.07.05
マンチェスター・ユナイテッドの新監督に就任したテン・ハフ氏が、<横や後ろへのパス禁止> <前に向かってプレーしない選手はトレーニングから外す> という「御触れ」を発したそうで(「御触れ」の中身は他にもあるんだが)これに日本のフットボール・フリーク(…主に、日本のフットボールにフラストレーションを内包している人々??)が反応しており(笑) 横や後ろへのパス禁止ってイイね…とか、日本代表とかJリーグのクラブにも言って欲しい…とか、そういう声も結構聞こえる模様(笑笑)
いやさ、特にバックパスなんか無用に悪とされる向きもあるんだが、バックパスに意味を見出させないとしたら、それもどうよ、、、っていうところ。
無意味な(ないしは思考停止した)バックパス禁止、、、と言うべきなんじゃないか、日本では。
さて、サンプドリアとの契約満了の吉田麻也が、シャルケとの契約に近づいているらしい。
板倉への完全移籍オプションを行使できなかったシャルケとしては、フリートランスファー(移籍金の発生しない)吉田麻也の獲得とは、ま、実にイイところに目を付けたと言えるかもしれない。
吉田麻也にとっても、イイ話だろうか。てっきり日本に戻って来るつもりなんかと思っていたんだが、できればヨーロッパでまだプレーしたかっただろうし。。。
シャルケも(獲得資金調達の問題で)板倉を逃がしてしまったが、移籍金無しで吉田麻也を獲得するのは上手い手で、しかしさすがに国際間競争の経験もスキルも豊富な海外クラブは、選手の売り時、売り方も上手い。
リヴァプールは南野を結構な移籍金で手放した(モナコに売却した)し、あの移籍金額はリヴァプールの実に巧みなバリューアップ戦略の成功とも言ってよいだろう。
板倉にしても、川崎フロンターレからマンチェスター・シティが獲得したけれども、間違いなくシティでプレーさせることは念頭に無く(万が一そうなればそれでOKだし)地道にレンタルを重ねて価値を高めて、シャルケが買い取れない価格でボルシアMGが買い取った。
まぁ、そういう次元に日本のクラブが到達するのって一体何年先になるやら。少なくとも私が生きている内には、そういう時代は訪れないだろうな、、、そう諦めている。
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