セレッソ大阪のクルピ監督が…

一昨日のホームでのヴィッセル神戸戦後のスカパーでのインタビューでアジアでの戦い(アジア・チャンピオンズリーグ)についてコメントを求められ、ズバッと言っておりましたなぁ。

中国や韓国のチームは酷いラフを(ラフというか、ナニを)仕掛けてくる(かなり意訳。通訳の人のコメントをさらに超意訳)と。で、例えばヨーロッパからレフェリーを呼ぶなどの措置もあっていいんじゃないか、そうすればフットボールでの競い合いになるんで…と語っておりました。日本人監督じゃ、こうは言えないよな。
クルピ氏はセレソン(ブラジル代表)監督候補にも名前が挙がる人だからね。そのクルピ氏の采配が見られるのも、もうあとわずか。毎年選手(特にアタッカー)が抜けながらも顔ぶれが変わっても魅力的な攻撃フットボールを維持してきたセレッソ大阪だが、クルピ氏以外にはあれは無理っぽだろう。セレッソも1つの季節の終わりかもしれないな。
クルピ氏といい、柏レイソルのネルシーニョ監督といい(どちらもJ2を経験しているのも凄いっちゃぁ凄い)やはり試合の中での采配は明らかに鋭い。一昨日は清水エスパルスが首位を走る柏レイソルから勝点を奪うと思ってワクワクしながら見ていたが、後半の選手交替であっさり引っくり返してみせた。レイソルは交替で入って来る選手たちの状態が非常にいい。エスパルスは逆にガス欠と時間経過に従って減速、その上に交替で入ってきた選手のモチベーションの差が出たかな。ただ、レイソルもハイプレスをかけられるとさすがに停滞しそうなことは明らかだったので、残り2試合、レイソルの対戦相手がどう来るか。しかも次はセレッソ大阪との対戦だ。セレッソも一昨日のヴィッセル神戸戦のパフォーマンスだと話にならなそうだが、そこはクルピ監督がどうやってくるか。柏レイソルに対しては、清水エスパルスが途中までやってたハイプレスか、前に大宮アルディージャがレイソルのホームで勝ちをもぎ取ったような、ある程度網を引いていて鋭くフィニッシュへ持ち込むか、どういう風に仕掛けてくるだろう。

ところで昨夜、柏レイソルの酒井宏樹にブラジルのサントスからオファーが来てる(来た?)とかいう情報を聞いたが、今朝のスポーツ紙で取り上げているところもあるようだ。ホントでっか??

今夜はU-22代表のオリンピック最終予選のアウェイでのバーレーン戦だが、関塚監督はあまり思い切ったというか、上積みの選手召集をしなかった印象がある。このチームの中心にずっと据えてきた山村がケガで不在だが、山村を起用してきたボランチ(セントラルミッドフィルダー)に鹿島アントラーズの柴崎岳(柴崎は高卒1年めで、まだまだということなのか)など新たな攻撃的な選手を呼ばなかった。それだけ例えば(まだ20歳の)セレッソ大阪の扇原あたりに期待しているんだと思うが、扇原のポテンシャルは十分わかっているものの、選手層や顔ぶれ的にどうなんだろ。これはアタッカーにも言えることで、アタッカーについてはジュビロ磐田の山崎が戻ってきてキレキレだったので行けると思ったのかもしれない。ただ、戻ってきた直後はキレキレだったが、それから1ヶ月くらい経過しているので今はどうだろう。ただ、ドイツから大津を呼んでいるのは期待が持てるけど。なんか嫌な感じというか、散漫な感じなんだが大丈夫ですか。

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