2004.11.10. Wednesday
摂氏0度
第81日
今日のボストンはなんと摂氏0度を下回りました。本当にありえない寒さです。日本では東京が20度とか。本当にありえない暖かさですね。 日本にいた時は、冬が暖かいと地球温暖化が深刻なのかと考えたりもしたけど(ごくたまに)、ここでは絶対のそんなこと思えないな。でも温暖化が深刻なのは事実で、こないだ見たニュースによると、今年は北極が例年になく暖かいらしく、氷が解け、アザラシが生命の危機にさらされてしまうらしい。こんなに寒いのに。 紅葉もほとんど終わり、道は木の葉の山です。ボストンの紅葉は最高にきれいだったけど、その反動は怖い。 最近は暖房もしっかりと活躍してくれていて、部屋の中は暑いくらいだけど、昨日の夜なんてタバコを吸うのに窓を数分開けていただけで、部屋がそれなりに冷えてしまった。家の中はいいが、学校行っている時は休憩時間に外で吸うことになる。今この気温だと、冬は・・・。冬に向けてタバコをやめることも検討しないといけないな、と考えてます。 |
2004.11.09. Tuesday
サバイバー
第80日
日本でもいつぞやかにやっていた『サバイバー』。覚えてます? 今はやってないと思うけど。アメリカでは、この種のテレビ番組がものすごく多いです。 毎日どこかのチャンネルで似たようなことやってる。とにかくひとつの場所に人を集めて、時に対戦させ、時にだましあいをさせながら人を脱落させ、最後に残った人が賞品や賞金を得る、というもの。 なーんでこんなに好きなんだろうか。とある先生に聞いてみると、こんな回答が帰ってきた。 「アメリカ人は感情移入するのが好きなんだ。感情移入してテレビに感情をぶつけ、ストレスを発散する人も多いんだ」 だそうだ。 ま、確かにこの手のドキュメンタリーは、感情移入がしやすいかも。俺はテレビを見てめったにテレビに向かって文句をいったりはしないけど、『サバイバー』を見ていた時は常に 「そうじゃねーだろー」 とか、 「なんで彼を落とすかなー」 とか独り言をつぶやいていた気がする。 でもアメリカの『サバイバー』(的ドキュメンタリー)と日本の『サバイバー』の決定的な違いがひとつ。なんか問題があって皆で集まって話をするとき、アメリカバージョンだとたいてい3人以上が同時にしゃべっていて、誰が何をいっているのかわからない。 下手すると10分くらいそのハイテンションな議論を垂れ流しにしたりしている。要は自己主張が日本より激しいのだ。何か問題点を指摘された人は決して黙ってはいない。黙ったら負けを認めてしまうようなものらしい。 くだらないことに文化の違いを感じる、今日この頃でした。 |
2004.11.08. Monday
○○FREE
第79日
今日は先日買ってきたさばを食べた。久々に魚をちゃんと魚として食べた感じで、とてもうまかった。しかし、ご存知の通り高すぎる。贅沢品なのだ。でも週に一度くらいは魚を食べないとな。 ところで、たとえばとある公園に「DOG FREE」という看板を見たら、皆さんどう思う? 勝手な判断だけど、たいていの日本人は、「犬放し飼いOKかな?」とか、「犬あげます」とか思うんじゃないでしょうか。・・・・俺だけ? そう、俺はその文字だけを読んだ時にまずそう思いました。でも、よく見るとその看板は犬に駐車禁止マーク(○に斜線が入っているやつね)が重ねて書いてある(写真を撮ってこなかったのを後悔してます。すんません)。このマークに気がついてからも、しばらくは理解できなかった。 で、ちょっとたってからようやく、「ああ、禁止ってこと?」と気がついた。でもその時はまだ半信半疑で、あとでネイティブの人に聞いたところ、やはりそう「free」とは、禁止という意味なのだそうだ。 気をつけてみると、タクシーなどに、「smoke free」とか貼ってある。たまにその禁煙マークなしに標語だけ書いてあったりして、知らなかったら俺はタバコ吸ってしまっていたかもしれない。危ない危ない。 勘違いどころか、まったく逆の意味にとってしまう可能性のある言葉だから、皆さんも気をつけて。 ん? 知ってた? いや、知らない人もいたはずです。 |
2004.11.07. Sunday
BUY ONE GET ONE
第78日
「BUY ONE GET ONE.」 この言葉を聞いたことがある人はいるかな。もちろんアメリカ居住経験者は知っていると思う。 「ひとつ買ったらひとつただ」という意味だ。 このサービス、本当にいたるところでよく見かける。最初はTVのテレフォンショッピングが発祥らしいが、そこから広まり、いまやデパートやスーパーにいたるまで、どこでもやっているので驚く。 「BUY ONE GET ONE HALF.」なんてのもある。正確には「BUY ONE GET ONE AT HALF PRICE.」。要するに、1つ買ったら2つめは半額、という意味。なぜそんなに同じものを買わせたいのか。 1つの商品をディスカウントするほうが、マーケティング的に優れているような気がするのは俺だけだろうか。でもこれだけいたるところで見かけるし、しかもスーパーではこの札のかかっている商品はたいていよく売れているところを見ると、やはりアメリカではそれなりに効果のある手法なんだろう。 しかし、靴屋でこれを見たときには驚いた。靴屋といってもピンきり、と思う人もいるだろうが、かなりちゃんとしたおしゃれな靴屋でもやっている。俺はこの店でほしい靴が10足はあるくらいだ。日本に持って帰るには送らなくてはならなくなるので、今のところ買つもりはないが・・(悲しい)。 でもこれ、スペースのあり余る国だから流行る手法なんだろうな。日本では流行らないでしょう(除くテレフォンショッピング)。 余談だが(とはいえこの日記全部が余談だが)、初めてスーパーでこの札の付いている商品を買った時、その商品を2つ持ってレジへ行った時はドキドキした。本当に1個ただなんだろうか、それにしては安すぎるなぁと不安だったのである。 まだクレームをいえるほど、環境に慣れていないころの話だ。結果、ただになっていた。ホントにただなんだぁと関心したもんである。 さらに余談だが、もしもアメリカのスーパーで買い物をする時に、通常よりも割引になっている商品は、必ずレシートで値段を確かめることを薦めます。店にもよるが、ひどいところだと割引商品の買い物の際、だいたい2回のうち1回は通常料金を請求されるところがある。おつりもきちんとその場で確かめて。 いまさらだけど、これはアメリカ生活の基本かも。 |
2004.11.06. Saturday
日本食スーパー
第77日
ここ数日ボストンは結構暖かい。なかなかすごしやすくていい感じだ。といっても日本より暖かくはないだろうが。 今日は日本食スーパーへ買出しに行ってきた。前にも一度書いたと思うが、今回はもう少しだけ詳しく。ボストンには俺の知る限り2つの日本食スーパーがある。ひとつは家から歩いて10分程度のところにある小さな店(コンビニの半分もないくらいの大きさ)。もうひとつは電車を使ってdoor toで40分くらいのところにある大きな店(それでもコンビニくらい)である。 いつもは小さな店で済ませているが、今回は初めて大きな店に行ってみた。大きな分、仕入れも大きくて、少しは安いかなーと期待をしていたんだけど・・・。本当に少しだけ安かった。ま、多少は品揃えがましなので、よしとしよう。 ちなみに、いかに高いかというと・・・ 【食料関連】 砂糖(料理用) :約4.5ドル(スプーン印) 酒(料理用) :約3ドル(ちっこいの) みりん :約4.5ドル 鶏がらスープのもと:約6.5ドル 豆板醤 :約6.5ドル さば(1人前) :約6ドル ふりかけ :約3.5ドル ポテチ(カルビー):約3ドル(普通の大きさ) 【その他】 シャンプー :約12ドル(普通の植物物語など) 雑誌 :2.5倍 うーん、高い。 ちゃんと覚えているわけではないので、だいたいのところだが、まあこんな感じである。食料以外は日本の物を使う必要はないし、それは慣れるべきだと思うが、食事だけはねぇ・・・。 しかし、高いなぁ・・・ |