お~い、、、U-22代表。
2011.06.02
フル代表のテストマッチの前に行われたU-22オーストラリア代表とのテストマッチ。試合自体は途中から自力修正して見事な逆転勝ちだったのだが、しかしかねてからの危惧のとおり、こりゃあマジで大丈夫なのか???
1点先制されて、なおかついいところのなかった試合をひっくり返しての3-1のリザルトに、かえって肝心なことが見落とされてはいけない。
キックオフ早々の3分、サイドから中央に送られて失点。まるで2月の中東遠征での失点シーンのコピーだった。センターバックの鈴木大輔(アルビレックス新潟)がケガで外れていたこともあるとはいえ、明らかに守備のやり方、守備の整備がいまだにできてないじゃん。ボールの動かし方も、バランスも、チームがあんましできてないじゃん。
前半終了間際に、中盤底の山村のドリブルでの持ち上がりからのスルーパスを永井謙佑が決めたのが幸い。この試合、あれで息を吹き返した。それまでの時間はぶっちゃけ酷い内容。タレントは多いわけだ。特に前目。それまでの時間、攻撃面もこれなら昨年暮れのアジア大会優勝メンバーの方がよかったと思いながら見ていたけど(これなら、スペインにいる長身フォワードの指宿を追加召集しようかと考えるのもわかるってもんだ…などと思いながら)山崎、東、大迫、、、原口はスーパーサブの方がいいんではないか、、、やはり質量的に充実していると思う。ただし永井謙佑の決定力と清武の攻守にわたる大車輪の活躍がないと(清武は今シーズンさらにグレードアップしており、本当にスケールが大きくなった。今後さらに楽しみだ)後ろが後ろだけに苦しいかも…中盤から後ろは全くもって不安。軽いし。もう1試合、テストマッチを見せてくれないかね。
しかし、6月19日&23日のクウェートとの2次予選を勝ち上がっても、最終予選は3グループに分かれて各1位のみがオリンピック出場権獲得というわけで。北京オリンピックの戦績により、オーストラリア、韓国、中国のどれか1つとは必ず同グループになるわけで(その3ヶ国が全て勝ち上がったら、だが)普通なら問題ないところだがこんな調子だとかなりヤバいんじゃない??
夜のフル代表の試合中継(地上波)の中でU-22の試合もダイジェストで見せないのかよ~ってブツブツ言ってたら、おお流し始めた…と思ったら、永井謙佑の2ゴールのシーンだけかよ。それも迫力の伝わらないワンカット(ワンアングル)ずつだけだし。BSでの中継の中では日本のTV局にしては別アングルのリプレイを複数流したり、まあ悪くなかったのに。ましてや、3点めの永井から大迫へのワンステップ・ピンポイントクロス→大迫のダイレクト・スライディングボレーシュート!!っていうファインゴールを見せないとは、大衆の目に触れないようひっそりと扱おうという気マンマンですなぁ。フル代表の試合も、U-22中継のカメラよりも引き過ぎて全然見えづらいし迫力感なし。地上波ではこれ以上フットボールに大衆の意識が行かないような高度な意志(意思)と判断とお見受けしたが…単に中継がヘタクソなだけかもしれないけど…だとしたら、BSでオンエアしたU-22のクルーの方が優秀ってことになるけどね。
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