一貫してる??セレッソ大阪の補強。

2011.08.10

FC東京の大竹がセレッソ大阪にレンタル移籍することが発表された。セレッソは乾がドイツのボーフムに移籍したばかり、すかさずそこに的確な補強と言えるんではないかな。

セレッソは、香川、家長、乾と立て続けに2列め（家長はもう1列下もやるが）のアタッカーが海外移籍してきたが、その都度、そこを埋める選手を補強してきた。フル代表に選出された清武もそうだし、今度は大竹ときたか。しかも大竹はドリブルに定評のある選手。乾と同タイプと言ってもいいんじゃないか。清武も海外移籍の可能性があると思っているので、そこも見越したところだろうか。大竹はFC東京では最近あまり起用されてないんで、しかしよく目をつけて獲得するもんだな。
こうまで迅速に、しかも一貫性があると、チームマネジメントに優れていると言わざるをえまい。J1とJ2を行ったり来たりしていた頃は、結構ドタバタというか付け焼刃というか、そういう印象も正直あったのだが、もうそういう雰囲気は全然ないなぁ。フロントの力量でもあろうし、クルピ監督の手腕かもね。ま、セレソンの監督候補にあがったことがある、なんていう人だし。そういう人がJ2時代も監督してたんだよね。
柏レイソルのネルシーニョ監督もそうだが…柏レイソルがJ2へ降格した時、ネルシーニョ監督がJ2で監督やんのかよ?? って思ったもんだ。
クルピ監督は1トップに2列めを3シャドーにして、そこにドリブラーを起用するね。だから大竹もジャストにはまるピースだろう。清武はその中ではもうちょっとタイプが異なるように思うけど…ドリブラーというほどではないが、より戦術理解が高く、ゲームメイクができる。だから2.5列めでも使える。代表でもザッケローニ監督は、最初は2列めに入れることもあるかもしれないけど、実はそこでの起用を考えてるんじゃないかと思うんだけど。

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