お食事の最後は、とても豪華なデザートで締めくくりです。
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会場内は、各テーブルに置かれた赤いキャンドルスタンドからの光が、いっぱいにゆらめいています。オープニングが終わったところで、会場の天井が開き、周りの景色も空も見える、まるで屋外会場のようになっていました。
お食事も終わり、豪華なデザートもいただいた後は、参加者の方々は思い思いにテーブルを離れ、会場内を移動し出しました。私たちも別のテーブルにいる同行者の所へ偵察……ではなく移動です。
ニューヨークの五番街にオフィスを持っている音楽関係のインド人女性。
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また、同行者のお知り合いということでさらに紹介されたのは、ショパールの社長ご夫妻(奥方はご高齢ながら、とてもゴージャスな美しいドレスでした)、ピアジェの会長、某有名音楽祭のプロデューサー、などなど……。もちろん私も自己紹介させて頂きました。
ふだんは知り合うことのない方々の集う華やかな世界に、“普通の日本人”である私は、本当はまったく場違いであるのだということも、すっかり忘れて、舞い上がっていました。