来週のA代表のヨーロッパ遠征。
2013.11.08
来週はインターナショナルマッチ・ウイーク。世界各地域のワールドカップ出場権を賭けた大陸間プレーオフなど、大詰めの最終ページといったところ。
そんな中で我々のナショナルチームはベルギーへ乗り込み、オランダ、ベルギーとテストマッチを行ってくる。先月ヨーロッパ遠征での煮え切らない(?)パフォーマンスに不安視や苛立ちはわかるが、オランダとベルギー相手にやってくれるんじゃないかと思ってる。勝つとかいうんじゃなく、いや、そう書くと予防線を張ってる感じになるかもしれないけど、そんなつもはなく、しかしテストマッチなんで勝敗が重要なわけじゃなし(アウェイだし)それでも世界に…とは言わないが、ヨーロッパ中の目を引くパフォーマンスを見せてくれるんじゃないかと。先月のヨーロッパ遠征2戦の相手は今回のオランダ、ベルギーより落ちるのに、その相手に2戦ともスコアレスだったのに何を言ってるかと思われる向きもおありだろうが、フットボールはそういうもの。メンタルや心理状態が、非常に大きく投影される。今回の代表メンバーのメンタルがそんなによい状態かどうかは知らないが、いろんな意味で先月とは異なるであろう。
というわけで、私は多くの皆さんのようには悲観はしてないんっす。2010年ワールドカップの前年にもヨーロッパ遠征してオランダと対戦しているが、前半は互角の内容だったりして結構驚いたりしたでしょ。あの頃も閉塞感が漂っていた状態、空気で…んで、その後さらに閉塞感が高まり、ワールドカップ直前までグダグダで諦めてたら、ギリギリの対処でグループリーグを突破できた。アウェイでのこの自信が、その後の世界各地への日本人選手の進出に繋がったというわけで。
ただもう一方で、この遠征で内容がどうであろうと結果がよかろうと、来年のワールドカップ本番にはなんら(…と言っては言い過ぎなら、ほとんど、くらいにしときましょうか…)関係ないから。テストマッチなんだから。ま、ジックリ見させていただきましょう。
しかし、多くの意味で、4年間という時間は難しいですね。特にアジア予選を早めに突破すると余計に。予選でギリギリまでもつれると、厳しい実戦経験は積めるが、アジア相手だし、新しい選手を試す余裕は少ないし、そういう状況でも新進気鋭の選手が出てきてAマッチでパッと起用されて成果を上げる…なんてのは、まだ日本ではいろんな点で可能性が低いようだし。
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