しかしホームで…

昨夜のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)Round 16 だが、さすがにホーム(1stレグ)であの有り様はイカンだろ。

ま、広州の外国人トリオが強力なのはわかってるが、あんなにズタズタにされまくりは無いだろう。日程のせいにするわけではなく、しかしそれでも動きやエネルギーが足りないし…広州も3日にCリーグを戦っているが、ムリキとエウケソンはプレーしてないようだし、ディアマンティは前半だけのプレーの模様。それに引き換え、セレッソ大阪は、このゴールデンウィーク中、ほぼ固定メンバーでヘロヘロじゃんか。加えて、左サイド(セレッソから見たら右サイド)のムリキ対策のつもりか、山口蛍を3バックのフォーメーションの右ウイングバックでスタートさせるとか、中盤の守備はゆるゆるだし、長谷川アーリアジャスールをまたまた期待してた風だが(ま、長谷川は1ゴール決めたわけではあるが)途中で山口蛍をやっぱり中盤セントラルに戻すし、組織的な守備なんてできてないじゃんか…なんだかなぁ。扇原の中盤底と、なんちゃって3バックの対人的対処であの外国人トリオ3トップに対抗できると思ってたんかね? 単に駒をぶつけるだけじゃなく、そこと連動性と攻撃をどのように考えるのか、あまりに準備不足のように見えたが。
結局、ポポヴィッチ監督は、日本人のフィジカルとインテンシティを信頼してないんだろ。長谷川アーリアジャスールやカチャルの使い方、置き方を見てるとわかるよ。いくらなんでも、これじゃぁな。
あと、山口蛍は後半、右サイドの守備で中国人選手にぶち抜かれていたが、ワールドカップ、大丈夫かね。ワールドカップ本大会メンバーに選ばれそうな選手が軒並み、疲労困憊の様子で、パフォーマンスを上げてきたように見える選手は誰かいる?? なんか、2006年のドイツ大会を思い出すよ。

コンディションの問題じゃないとは言え、JリーグもACL出場クラブの日程をまだまだもっと、考えてやらにゃいかんのじゃないか。

広州も、エウケソンとムリキがこの夏に居なくなるかもしれないらしいが、もちろん、また誰か獲得するだろうが、秋に予定されているクオーターファイルでの対戦では、昨夜のセレッソ大阪よりずっと勝機があるかもしれないな。

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