オリンピック・アジア予選も監督交替せず…のようで。

なでしこ、リオデジャネイロ・オリンピックのアジア予選のこと。アジア予選は来年1月とか3月の間に行われる予定のようだが、現在行われている女子ワールドカップが終わったら監督も交替して世代交代を進めると思ってたら、佐々木氏で臨むらしい。まぁ、確かに時間が半年も無いし、やむをえないところか。

監督交替して新体制で…というのは、私もちょっと無茶なことを書いてましたね。現実的には佐々木監督で行くしかないだろう、確かに。これも以前も書いたが、だから女子フットボールは世代交代を進めにくいところがありますよね、ワールドカップが終わったら、すぐにオリンピックの地域予選だから。男子のように、ワールドカップの中間年(ワールドカップの2年後)にオリンピックがあるんじゃなく、女子ワールドカップとオリンピックの間が1年しかない。セットになってるようなもの。
それに加え、U-19とかU-16のアジア選手権が今秋あり、そちらにも力を入れなくてはならないし。
ただ、オリンピックのアジア予選が終わったら、オリンピック本大会への出場権を獲得したら、これも佐々木監督で戦うことになるんだろ、結局。アジア予選の半年後だもんな、オリンピック本大会。んじゃ、まだ1年先ってことになりますねぇ、監督交替、世代交代は。それがいいとは思えないが、仕方ないか。オリンピック本大会への出場権を逃したら、もちろんそこで監督交替だろう。
ちなみに、そのオリンピックのアジア予選は毎度のことセントラル方式なんで、日本での開催を誘致しようとしてることは以前書いたが、大阪での開催を想定しているらしいが。日本の試合はガンバ大阪の新スタジアム(もしくは神戸のウイングスタジアム)を使ってくださいよね、長居じゃなくて。陸上競技場の画は、もうあまり一般大衆に見せなくていいよ。

ところで、だいぶ前から思ってんだが、選手たちは所属クラブでのプレーが第一であり、クラブでのポジション争いに全力を尽くす。代表チームに呼ばれたら、もちろんそこでも全力を尽くすわけだが、年間を通じて各クラブで厳しいプレーを繰り広げてきて相当に疲労も蓄積しているし、、、だが、日本の女子フットボールでは、代表に呼ばれてからコンディションを上げて行く、ないしは、クラブでは調整的な部分(?)(空気??)がありそうなのが、まだちょっと感じられるんだが…誤解を恐れずに言えば。非常に古い話で恐縮だが、1968年のメキシコ・オリンピックで男子が銅メダルを獲得した時も、相当に合宿を重ねて臨んでいたと記憶している。それは当時はアマチュアの競技環境で、そんなことも可能だったから。今日は選手たちが国際的に各国に散らばっていて、そこでそれぞれに全力を尽くしてプレーし戦い、戦術やフットボール感も異なり、それが寄せ集められて今度は代表チームとしてプレーし戦うっていうのは、想像以上にタイヘンで困難なことであろうと思う次第。日本の「なでしこリーグ」も、そういう調整的な空気(??)が感じられない次元というかフェーズに進んでくれればいいのに…と思ったりするが、そうなったらそうなったで、今度は代表チームでのトレーニング内容がまた変わって来ざるをえないだろう…とも感じたり。そこは新たな難しさが生じて来ると思うぞ。

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