その市川大祐がFC今治だそうで。

3日ほど前に、1998年4月1日@ソウルの市川大祐。( http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=1878 )…なるエントリーをしたら、FC今治に加入という情報が。山田卓也に続く、元日本代表の獲得ということになるわけだが。1998年のワールドカップで最終メンバーから(三浦知良、北澤豪とともに)外した市川をこうして獲得したことを、粋なコトをするな…っていう感想があるそうだが、そういう単純なことであるはずはないが、まぁいいんじゃないか。

つい先日、スカパーで「FC今治の挑戦」というタイトルの番組がオンエアされたんで、ざっと拝見したが、FC今治は岡田武史氏がオーナー兼代表取締役を務めるクラブであり、なかなか興味深く拝見しましたよ。
10年後にJ1優勝と代表選手輩出…ってうたっているようだが、それより関心を引かれるのは、8年後にスタジアム…っていう点だな。あと、岡田氏の言う、自由なところから自由な発想は出ない…っていうのがね、、、それはフットボールの「型」(プレイモデルと呼んでるそうだが)の話において派生する話だんだが、フットボールのことではなく、仕事も含めて様々な面で当てはまるというか共感するところがありますね、私は。ま、プレイモデルの件は、日本のフットボールにはプレイモデルがないのか…などとスペイン人のコーチに言われたとかいう話が発端のようだが。
他にもいろいろ興味深い話があったが、守備という表現を、引いた守備と区別して「ボールを取り返す」時間という言い方は、これはいいかもな。日本人というか日本の一般国民にはよりわかりやすいかもしれんね。
ま、いずれにしても、○○の町…なぁんていうフレーズが全国各地にまだポツポツある中、今治もそういう認識がはびこってる中で、クラブマネジメントとしてどうなっていくのか、非常に関心を持ちますね。ともかく、そういう○○の町…なぁんていうのは変えていきましょうぜ。正しいスポーツ文化(地域スポーツ文化)やスポーツクラブ(地域スポーツクラブ)なるものを形にして証明して正して行きましょうぜ。
実際、まだ地域リーグに所属しているにもかかわらず、確かに間違いなく岡田氏のブランドによるものとはいえ、大口のスポンサーが、何社も何社も既についちゃってるわけでしょ。その話を聞いた時、スポンサーがなかなかついてくれない、、、っていうJリーグの一部クラブやJリーグ(公益社団法人としてのJリーグ)へのアンチテーゼだろうって普通に感じましたね。平たく言えば、やりようによてスポンサーはつけられるんじゃないのか、、、ってこと。そこんところ、描く絵がどうなんだよ、、、スポンサーがつかないことに悩んでいるクラブやJリーグは。何か足りないか違ってんじゃないのか??

ところで、山田卓也については、2004年のアジアカップ(@中国)で、大苦戦の末に延長戦で倒したバーレーン戦で、試合終了直後、確か逆サイドのタッチライン近くに居た玉田(←その試合で決勝ゴールを決めた)にペットボトルの水を持って行った際に、余った(?)ペットボトルをのバーレーンのゴールキーパーに(言葉はかけてないが)顔の表情でコミュニケートしてペットボトルを投げてやったシーンが、私はやたら印象に残ってるんだな。
(以下は、2004年07月31日の「竹内好の いちにち・ひとこと」より)

2004年07月31日(土曜日)
アジア・カップのセミファイナル、日本はまたまた散々な苦労の末に、ファイナル進出を勝ち取った。選手たちがよく頑張っているのはわかるが、何もこんなに苦労しなくても良いものを、と思わざるをえない。
延長が終わって120分間戦った選手たちの中で、TVは逆サイドのゴールライン近くに座り込んだ決勝ゴールをあげた玉田圭司を映していたが、そこにペットボトルを持って駆け寄っていったのは山田卓也。2本持っていたペットボトルが余ったのだろう、ドレッシングルームへ引き上げながら山田卓也は、やはり座り込んでいたと思われる(TVには映っていなかったので。)相手チームのゴールキーパーに、余ったペットボトルをプレゼントしていた。
山田卓也が良い選手なのはわかっているが、所属チームである東京ヴェルディでのプレーを含めて、なかなかスポットライトが当たるわけでもない、少し気の毒な選手だ。昨年だったか、Aマッチで初出場した時には、どんなパフォーマンスをするのか、結構真面目に注目してしまった覚えがある。(もうちょっと積極的にやれたはずだったけどね。)
今回のちょっとした行動に、山田卓也ってホントいいヤツだなあ、といたく感心してしまった。
http://www.d-rata.co.jp/peupeu/diary/index.html

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