スカパーの「Jユースカップ」ダイジェスト番組について雑感。

Jユースカップは先週日曜日(11月15日)に閉幕したんで、かなり遅いネタになりますが、、、スカパーが3回戦からダイジェストで放送してくれた(セミファイナルとファイナルはライブ中継)のはたいへん結構だったんだが、遅ればせながら録画を見た「3回戦ダイジェスト」はなぁ…どういう意図なりコンセプトなんだか。

スタジオにユースの選手たちと同年代のタレントも含めてお嬢さんたちを招いて、なんかさぁ、試合映像よりはるかにそっちのおしゃべりが長いんだが。何がしたいん?? 誰の発想??
地上波じゃないんだから(地上波でも今どき○○らしい構成だと思うが)スカパーでこういう構成にする必要なんか、無いでしょうってば。

話が飛ぶが、先々週のJ1開催日の「Jリーグマッチデーハイライト」でも、番組後半に(チャンピオンシップ出場権を既に獲得している)浦和レッズ特集みたいな映像を結構長く流していたが、話自体は悪くなかったように思うが(聞き込んでいたわけではないので…)これをスカパーで流すより(まぁ流してもいいんだが)もっとネットとかで流さないのかねぇ。コアのフットボール・フリークに見せるより、一般的な方面に見せる方が効果的というか意味があるんじゃないかね。
それと同じように、先に書いたJユースカップのダイジェスト番組も、どっちを向いて制作してんのか、私には意味不明だ。日本ではしばしばあるよね、なんか知らんが一般向けっぽい作りや空気にしていく傾向。某国営放送だってそう。一般大衆に「おもねる」みたいな方向になって行ったり、、、それって実は上司に「おもねる」志向というか意識の表れだったりして。

ところで、Jユースカップのダイジェストを見てても、PK戦になったら全てのキッカーの映像をなんで流さないのかね。国際的には全部流すと思うぞ。時間タップリあって、無用なスタジオトーク(?)に膨大な時間を使ってんだから。

ちなみにJユースカップのファイナルを見せていただいたが、名古屋グランパスU-18の方が、優勝した浦和レッズ・ユースより上だったかな。グランパスU-18は前半に退場者が出たのが大きかったと思うが、それでもその後のチーム・パフォーマンスが打つ手なし的な印象をもったのはちょっと残念。いつもどおりの戦い方に終始して、1人減ったという緊急事態に対応する力量というか感覚というか柔軟性が、これはグランパスU-18のことだけでなく、おそらく日本のどんなチームにも、日本のフットボールの性質として、その辺が脆弱なのかな、と。
そういう中継については、試合終盤になると途端にリプレイを入れなくなりますな。これも日本の試合中継のいつまでも変わらない特徴というか性質ですな。たぶん問い質せば…試合終盤で白熱しているので、リプレイを入れることでそれが削がれてしまっては…云々という予想どおりの回答が返ってくるんだろう。だからそれも含めて、いかにもステレオタイプな立ち舞い、やり方が、これからもずっと、、、永遠に続くのかなぁ。

あと、まぁ、、、浦和レッズ・ユースも名古屋グランパスU-18も、どちらもU-18プレミアリーグ、プリンスリーグではあまり戦績のよいわけではないチーム(クラブ)で…だからといって、この大会の意味を云々言うつもりはないが、もっと(特に)プレミアリーグはスポットを当てられるべきではないか。
プレミアリーグも、プリンスリーグも、まだ日程消化中。プレミアリーグのチャンピオンシップ(プレミアリーグEAST王者VSプレミアリーグWEST王者)は12月12日。いつもテレビ朝日がライブ中継してるけどね。

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