NHKの中継は現段階では一応さすが、だったかな。

先週末のJ1チャンピオンシップ「ファイナル」2ndレグの広島ビッグアーチ(エディオンスタジアム広島)からのNHKの中継は、ま、さすがではあったかな、と。もちろん、今の日本のスポーツ中継のレベル・クラスからすると、、、という注釈付きではあるが。

私ごときが先日書かせていただいた要望点も( http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=2012 )かなり踏まえて(?)いただいてたような。もちろん、このブログが見られてるとは思ってないが(笑)
メインスタンド寄りにボールがあった場合に、バックスタンド側のタッチラインもどうしてもフレームに入れようとする日本の中継カメラの癖も、随分改善していただいてたような。選手をズームした(抜いた)時も、その尺が長過ぎると常々ブツブツ言わせていただいてるが、それもやや短めだったような。それでもまだ長いと感じさせられる時もあったが。
スカパー中継の映像も見たが、むしろこっちの方がいつもの広島ビッグアーチからの中継映像のままで残念だったかと。無用にだだっ広いトラックの外の光景が度々フレームに入って来て、萎えること度々。大体において、スカパーでの広島ビッグアーチからの中継はこんなですよ。スカパーは地元の制作会社(委託先)に注文つけた方がいい。あと、NHK地上波の画質と比べると、こりゃもう明らかに落ちますな、画質。ちょっと比べ物にならないくらい。
ただスカパー中継は、翌日のJ1昇格プレーオフ「ファイナル」の長居スタジアム(ヤンマースタジアム長居)からの中継はよかったと思いますよ。もちろん、今の日本のスポーツ中継のレベル・クラスからすると、、、という注釈付きではあるけども。画質も結構よかった。こうしてみると中継スキルについては、やっぱり担当社(者)のスキルとか意思とか向上心とかに依拠するところが大きいんじゃないのかね。

J1昇格プレーオフ「ファイナル」当日のもう1つ重要な試合、J2/J3入替戦2ndレグの大分スタジアム(大分銀行ドーム)からのスカパー中継は、そこそこ頑張ってたんだが、いかんせん画質が悪い。シーズン中も大分スタジアムの試合中継はこんな感じだ。
しかし相変わらず酷いピッチだな、大分スタジアム。
大分トリニータについては、この重要な一戦に、この1週間どういう準備をしてきたのか、何をやってたのか、疑問に思うような采配、戦術、戦略。選手は頑張っていたけれども、こんなベンチワークではダメだろう。町田ゼルビアが4-4-2のゾーンで守ることはもうわかりきっていることで、それをどう攻略するのかという部分が全くといってよいほど見えなかった。後半途中でこの実況中継のコンテーターだった柱谷幸一氏が、サイドで起点を作って4-4-2のブロックを崩し…というようなことを言ってたが、我々だってそう思いながら見てたんだけどな。サイドにポジショニングしている選手にボールを預けても、そこにフォローして数的優位を作るアクションが見られないし、これじゃ守備ブロックを揺さぶることも、動かすことすらもできないだろう。
とはいえ、そんなんでも前半の2つのシーン、右クロスどんぴしゃヘッドが相手ゴールキーパーのド正面に行ったシーンと、PK失敗が、あれが決まってればまた違ったと思うんだが。
現日本代表(フル代表)にも多くの選手を輩出している(11月の日本代表の試合のスタメンには4人もいたじゃん)大分なんで、もう一度作り直して欲しいが。

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