いつまでも同じメンバーじゃぁ当然こういうことが起きる。

昨夜は女子のオリンピック最終予選の初戦。悪い予想どおり、完敗となってしまったが、当然起こるべくして起こったことで、想定外でも予想外でもなかろう。試合を見た感じでは一応、日本チームも悪い準備ではなかったんじゃないか。少なくとも攻撃面は。いろいろ練っていたと思いますよ。それが出てなかったわけでもなかろう。ただそこで決めることができなかったのと、それを出せなかったわけではないのに完敗という結果で、ショックはあるんじゃないか。

しかし守備はスキだらけだなぁ。最終ラインとサイドバックにスピードが全然ないし、中盤にスペースができてしまってるし。そこら辺は想定以上に厳しいチーム状況かもしれない。それに身体が動いてない。気候の暖かい場所でキャンプしてきて、大阪が想像以上に寒かったか?? ホスト国がこのパフォーマンスじゃ、この最終予選セントラル開催を引っ張ってきた日本サッカー協会の担当者も悲しいところだろう。

具体的には、宮間を中盤低い位置に置くのは、もう普通に狙われてんで、1列前に置くしかないんじゃないか。なんなら大儀見の1トップで、その下に宮間を置くか?? それくらいの話じゃないかと。
ただもうしょうがないだろう、同じメンバーで何年も何年もやってきて。下の世代から出て来ないから云々というのは、それは詭弁ですよ。私には詭弁に思えるね。たとえそうだとしても、世代交代を進めていかなきゃならんのであって。それでどうにも最後のピースが埋まらないところに、ベテランを当てていくというか、そういう風にやらないと厳しい現実に遭遇するハメになることは、過去の数多の歴史が物語ってるだろ。日本人監督だとこういう部分がな、、、ということになっちゃうのかね。

ちなみに先週末のJリーグでは、ガンバ大阪の長谷川監督が宇佐美とパトリックをスタメン起用しなかった。のっけからミッドウイークに試合がある日程が続く中、適切な選択だろうと少し感心した次第。ただ、中盤底は遠藤と今野だったのは、ここは解せない。ま、センターバックの丹羽が負傷したので今野を最終ラインに下げ、井手口を前半のうちに投入することになったのだが。だったら初めから井手口でいいし、多少ミスや若さを感じさせるプレーであっても、ハツラツとしたプレーがチームの推進力になったりする。
で、スコアレスの後半途中に宇佐美を入れ、ビハインドの終盤は倉田を入れたが、そのチョイスは特に違和感ないが、遠藤は結局フルタイム出場させてしまうし、宇佐美はスタート時のフォーメーションのまま2列め左に置いて、鹿島アントラーズの石井監督はすぐさまカイオをマッチアップする形で投入して、その結果、宇佐美は守備に終われて攻撃面で変化とギアチェンジをもたらすことができず。鹿島アントラーズの決勝ゴールも、カイオの突破からだし。
宇佐美を入れるなら、2トップにするとか、2列め中央に置いてアデミウソンをサイドに置くとか、そういう策はとらないのかね。カイオが入った後からでもいい。また、倉田を起用するなら中盤低い位置に置くとか、2列め右に置いていた藤本を中盤に動かすとか、フォーメーションなりシステムを変えることも必要なんじゃなかったのか?? せっかくスターティングメンバーでは一定感心したものの、試合中の采配ではなんともイマジネーション不足というか、手腕を感じられなかったというか。

昨夜も同様。川村と岩渕とどっちを投入しようか迷っていたようだし、ピッチ上の選手たちのパフォーマンスがこういう状態(状況)の上に、ベンチワークがこうじゃぁ、そりゃ苦しい。
ま、初戦を落としてしまったが、残り4戦あるのがまだ救いであって。次戦は明日。これで勝点3ポイントを獲得しないと本当にヤバし…ということになる。

本日は14:00(!!)からACL(アジア・チャンピオンズリーグ)のサンフレッチェ広島のアウェイ戦。間違いなく日本時間14:00キックオフ。
シーズン始まっていきなり、ゼロックス・スーパーカップ、ミッドウイークにACL第1節、J1開幕戦、ミッドウイークにACL第2節、J1第2節、、、と、メチャクチャ。ケガしますよ。ACLのどっちかをズラすとか(←それは通りそうにないが)スーパーカップをもう1週早めるとか、そういうのが必要だろうな。

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