高校サッカー、セミファイナル。
2011.01.08
2試合とも非常に見応えのある試合だったかね。高校サッカーで久しぶりにそう思えたな。ボールキープ力と人数をかけたイマジネーション豊富な攻撃は、見ていて楽しかった。
ボールキープ力といってもドリブリングなんだけどね。だけど、相手守備網を切り裂き突破してしまう破壊的なドリブリングというのとはちょっと違うんで、スペースを攻め上がるドリブル、自分のプレーをする間とかスペースをつくる(生み出す、探し出す、ひねり出す)ドリブルっていう感じかね。それに対応して味方選手が人数かけて沸いてくる、、、というか。こういうドリブルのあり方っていうのは、日本人選手向きかもね。
面白いのは2試合どちらとも、既に高校サッカーを代表する強豪チーム的存在のチームの方が攻撃の変化ということにおいては長けているものの(ショートパスあり、サイドをえぐってのクロスあり、一転して浮き玉のパス交換あり)何となくクラシカルな印象を持ったことだった。それくらい、新興チームの戦いぶりは素敵に見えた。
2試合ともPK戦になってしまったが、何しろ90分終了したら即PK戦っていうのは何なんだよ。セミファイナルなんだから延長戦くらいやろうぜ。まったく。。。
そして2試合めの方のPK戦では、さすが日テレ、やりやがった!!! 何と、PK戦の佳境のところで中継終了にしてしまったのだ。その後も延々CMを続け、「決勝戦のみどころ」なんてショート枠で「決着の瞬間です」なんて一瞬(30秒くらいか??)見せるだけ。なんじゃこれ!!!! あちこちで火の手が上がってるぞ…決着の瞬間ですじゃねーよ、とか、、、何が決着の瞬間だ、とか。
ましてや全く違う番組が入ってしまってるんならいざ知らず、関連番組枠を入れてるわけで、それでも何の融通も利かせられない。しかもシレ~っと「決着の瞬間です」だぜ。
今どき、まだこういうことやってんだね。だから地上波民放TVはダメダメなんだよ。
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