6月のワールドカップ予選に臨むメンバー発表…かなり納得の選出かと。

昨日15:00から6月のワールドカップ予選(および、その前のテストマッチ)に臨むメンバーの発表。ハリルホジッチの選出理由もしっかり拝聴しましたよ。ぶっちゃけ、長年見てきた中でも珍しい部類の、かなり納得性の高い選出だったという感想。

ゴールキーパーは常連の西川を呼ばず、中村航輔を選出。いいっすねぇ。最近のパフォーマンスを評価しての選出とのこと。
サイドバックに宇賀神を初召集。長い間追跡してきてたんだそうだ。4バックの左サイドバックを想定しているとのことで(浦和レッズは3バックで、宇賀神はウイングバックに入るのが通常)右もできると。
センターバックでは森重を呼ばず、昌子と三浦弦太を召集。これもいいっすねぇ。特に三浦弦太については、ここ2~3ヶ月注視してきた…とコメントしてたが、そりゃそうだろう。今シーズン、ガンバ大阪に移籍してから、多くの人が予想外のレギュラー、ゴールに繋がるフィードも披露してんだから。
中盤では、やはり今野の復帰を期待しているのがひしひしと感じられましたね。あとは遠藤航を中盤として選出。デュエルを評価してるんだそうだ。あと、メディアでも話題を呼んでいる、ブルガリアでプレーする加藤恒平の召集。私も名前は知ってるが、プレーはほとんど見たことがない。1年かけて追跡してきたこと、現地でスタッフが4回視察したんだそうだ。ボールを奪う能力を評価し、攻撃の組み立てもできるとのコメント。ま、すぐにプレーさせるわけではない風なことも付け加えていたが。
また、清武は呼ばず、倉田と井手口は召集。具体的に清武より倉田…というようなことを言ってましたね。井手口については今野の状況次第ということも。
アタッカーについては(当然、宇佐美の名前は無く)ようやく乾を召集。つい先日のアウェイでのバルセロナ戦での2ゴールがなかったら果たして呼んだのかどうか、、、という声もあるが、まぁいいじゃないですか。ただ、クラブと代表チームでは役割が違う…という点もコメントしており、それは確かにそうであって、勝手なことを言い合っている私たちも、そういう部分も思考の範囲というか念頭に置けないとね。
そして(フォワードの)「センターの3人」という言い方で、大迫、岡崎に加えて浅野を召集。武藤嘉紀ではなかったんだな。。。武藤も考えたそうだが、自分の戦い方の中では残り15分のジョーカーとして浅野をチョイスということらしい。
アタッカーについては(呼ばなかったが)注視している選手として具体的に、興梠、金崎、杉本健勇、小林悠などの名前も挙げて、恒常的にいいパフォーマンスを見せれば呼ぶことを示唆。
その他にも中盤の選手になるが、小林祐希については今回はボールを奪うところをより重要視…というコメントであったり、大島僚太についても忘れていない(残念ながらまたケガをした)ともコメント。

イラクとのワールドカップ最終予選のアウェイ戦(イランで開催)を見越して、ピッチ状態が悪い点も考慮に入れて、戦える選手、空中戦やセカンドボール対応の観点からのセレクトを優先したことを強調。まぁそれはわかるが、全般的にハリルホジッチの選考においては中盤(中盤センター)については、ゲームメイク、プレーメイク、チャンスメイクを得意とする選手よりも、戦える選手を重要視というのは、またさらに明確になりますわな。それならそれで、そういうベクトルに沿った召集をしてくれれば納得性が高い気がする。日本人選手に(量的にも)多い、中盤前めのアタッカーには狭き門…というか、より得点能力を高める等のアドバンテージが加わらないと、ワールドカップ本大会でのメンバー入りは難しいんじゃないか。
…そんなこんなで、今回は多めに呼ぶかも…という情報もあったが、確かに(後で数えてみると)ちょっと多めのメンバー発表だったが、それをまったく感じさせない、なかなかワクワクのメンバー発表でした。

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