Jリーグ中継の「実況」はいつになったら、どうやったら、クラスが上がるんですかね…
2017.04.07
今日は金曜日だが、ACLの関係で、浦和レッズとガンバ大阪の試合は先行開催。どちらも来週ミッドウイークのACLは火曜日だから。
というわけで、ガンバ大阪の試合、および、ガンバの試合より30分後にキックオフの浦和レッズの試合をDAZNで見させていただいてるんだが。。。
まぁね、DAZNのおかげで中継カメラの台数は増えたし、リプレイの入れ方もヨーロッパ並みに(とまでは行かないかもしれないが、そっち風に)なってくれたが…フレームレートの件は今後どうするんだ、っていうところはあるが、、、どうにも気になるのは実況なんだが。
なんかねぇ、根本的に違ってんじゃないかと。もっと「実況」をしましょうよ。漫談みたいな、最近のナントカとか、チームがひとつになって…とか、そんなんばっかり。「解説」と言われるコメンテーターにやたらとココまではどうですか…などと、まだ前半なのに「まとめ」みたいなことや「印象」を聞きたがったり。
「解説者」もなぁ、目の前じゃないことを喋りすぎなんだよ。ぼわ~っとした印象めいたことを語ってで満足(?)してたり。そういう喋りはハーフタイムとか試合前とかにやってくれ。そういうのは、今ここで喋りを入れるタイミングなのかどうか、入れるとしてもどれくらいの長さに止めるべきだろうかとか、もっと繊細に敏感に考えられるような人間を中継ボックスに呼ぶべきだろう。目に前の(目の前で繰り広げられている)試合の技術、戦術、戦略、展開、、、あるいはこの試合のこの先の予測というか予想というか、あるいは、ありうる(起こりうる)変化とか、そういうテクニカルな話を、深い話をしないかね、できないかね。視ている視聴者を引き込むような。
んでもって、急に人(ピッチ上の選手)(の名前)を追いかけたり。何か目を引く事象が発生した後に、後追いなんだよ。そう、後追いと私は(少なくとも今日は)呼ぶことにした。それがしっくりする表現だと浮かんだので。
要はですね、そういう部分、ああいう部分を含めて、○○の実況なんだよ。ほんと、○○の実況。ボールが飛んだ→その後にスワってライブで(ライブを)喋り出す。特にこの2試合の一方は西岡明彦氏だったんで、もう一方の試合の実況について余計にそういうことが際立って聞こえましたね。言ってもね、西岡氏は J SPORTS で、イングランド・プレミアの放送をやってんだから。そりゃクラスが違いますよ。
いずれにしても、こんな実況じゃぁ、せっかく映像はワンランク上がったとしても(フレームレートは別にして、、、クドイけれども…)フットボールやJリーグにこれまではあんまり興味関心がなかった視聴者が視た時に、面白いって感じには、まず、なりえないだろうと思うんだな。
しかし、いつまで経っても変わらんね。日本人がもう少し英語実況とか聞いたり(少しでも)わかるようになったら、インターナショナルな実況ってこんなんなんだ…とでも思うんだろうけどなぁ。私なんかが生きてるうちは、フットボールに限らずスポーツ実況は大して向上しないでクラスが上がらないまま、かもね。
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