フットボールに武術…

少し前に、スカパーのフットボール番組を見ていたら、現在はシカゴでプレーしている永里優季がゲスト出演していて、対談めいたコーナーが設けられていたんだが、その中で合気道を習っているとのことで初耳でありました。なにやら、精神性のあたりを学びたくて、、、というようなことをおっしゃっていたんだが、確かに精神性の鍛練にも有用だと思うが、身体的向上においても武術はとても有用だと思うんだな。

近年、インナーマッスルとか体幹というようなことが(もちろんフィジカルトレーニングも)随分言われるようになり、それは結構なことではあるんだが、あまりに浅い、大雑把すぎるわけで。で、インナーマッスルのもっと奥、筋とか骨とかも含め、さらには身体を「ゆるませる」こととか、もっと真剣に意識し鍛練する必要性があると私なんかは思ってます。特に日本人、日本人アスリートは。私にいろいろご教授して下さる専門家、トレーナー、研究者、先達の方々のおかげであるんですけど。フィジカルトレーニングということでアウターマッスルばっかり意識しても、体幹トレーニングをしても、全然足りないんじゃないですかね。特にボディコンタクトのある競技では。
そういう身体の奥底の鍛練メソッドをやってみることによって、身体の使い方が変わることは間違いないし。フットボール自体、フットボールのプレー自体にも、間違いなくプラスに作用すると思いますよ。
ま、アスリートの指導者であるとかコーチであるとか、そういう方面には疎いというか関心がないからなぁ。合気道でなくてよいから、自分で何かやってみればいいんじゃないですかね。もちろん選択の目も必要ですけどね。それと、教わる師もね。

あ、ちなみに私は合気道は教わっておりません。老年期になったら習おうか、と思ってもいたんですが、今日では馬貴派八卦掌を一番教わっております。ええ、それでもって身体も身体の使い方もリアルに変わって行ってますねぇ。明確にわかります。あと、鍛練メソッドが、脳というか、意識、思考、集中といった面(それに脳回路)も相当に費やすんで、そちら方面の訓練にもなるように思うし、永里選手のおっしゃる精神性にも通じるようにも思いますね。

ちなみに、武道、武術、、、ということで気取ったような感覚は私なんかには全然ないです。中には、強さや本質まで至ってないのに、武道だの武道家だの武術家だの…と、そういうアピールが目についたりすることもあるような。。。

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