まぁいろいろ批判が飛び交ってるが、とにかくグループステージ突破…

コロンビアVSセネガルも同時視聴していたんだが、日本が失点してから両チームとも試合を塩漬けにするんじゃないかと気になって仕方なかった。。。だがそこはコロンビア、グループ1位抜けを狙ってセットプレーから見事な(…というよりは驚異というか戦慄の??)ヘッドでゴールをもぎ取り、それでも日本が追いつけない状況でセネガルがコロンビアに追いつくと日本敗退となるところ、そのままスコアは動ないでくれてタイムアップ。なんとかグループ2位でグループステージ突破となった。
いろいろ騒がしいなぁ。各国の中継コメンテーターもいろいろ酷いコメントをしてるようだが(原文を見てないからわからないが日本のメディアの報道によると…もう一方で各国の評価もあるわけで←日本のメディアはほとんど伝えないけど…そういうのもこの国らしい)こう書くと誤解を招くかもしれないが、そこまで言われることはないとちょっと思う。ただ、Round of 16 の対戦相手はベルギーとなったが、世界を納得させるパフォーマンスを見せなくてはならなくなったとは思う。
しかし6人を替えるローテーションをかまして来るとは意外だったが(おかしいのは事前に一部メディアでそれは報じられていたこと…)その人数よりも、センターバックに槇野、中盤右に酒井高徳、という起用の点。宇佐美を使うだろうというのは予測の範囲だし、長谷部を休ませるために山口蛍というのも普通に想定範囲だし、岡崎と武藤の2トップというのもメディアの報道のとおり。ただ、武藤は原口の右サイドでいいんじゃないかとは思ってたが。

ただこれで、日本の生命線である中盤の構成力はまったく無くなっていた。柴崎、香川、原口、そして大迫を中心として中盤の構成力が一番大きな要素なのに、それに代わるものは無かった。武藤は1ゴールは捻じ込んでくれると思ってたが、もっとガムシャラにゴールを狙って欲しかったし(対人プレーにおける大迫との差異はあまりに明白だったな…)宇佐美なんて何を求められて起用されてんのかわかってんのか、わかってないのか、、、シュートだろ。ま、私だったら、宇佐美なんて中盤には置かない。サイドでも。守備で役に立たないから。昨日の試合でもそれなりに守備してた風に見えるかもしれないが、コースを切るわけでもなく、あれは守備にもなってないし。だから、どうしてもスタメンで使いたいなら、せめて2トップの一角ですよ。
ケガを抱える岡崎をスタメン起用したのは疑問で、案の定、動けなくなって急遽、大迫を投入することに。その後、失点後に乾も投入したが、あのペースと内容じゃ、1点を追いつくこともできなかっただろう。
んで、挙句に残り10分ほどで長谷部を投入して試合をコントロールというかクローズすることを選択と。ギャンブラーなのか何なのか、わからんっすなぁ。
しかし山口蛍は大会前から多くの方々の指摘があったように、ほとんど使い物になってない。むしろマイナスになることも多々ある。中盤底なら山口蛍ではない他の選手を連れて来ていた方が、もっと有機的だっただろう。失点した場面でも、特に危険な位置でもないのに、すぐ隣に味方も居る状況なのに何気にファウルしてフリーキックを与えるし。こんなプレーしかできないんかね。

この「グループH」の結果を踏まえて行われた「グループG」(毎度の諸般の事情で「グループH」が先に行われておるが…)のベルギーとイングランドの直接対決は、ヤヌザイのゴールでベルギーが勝ち、グループ1位抜け。あれ?? 1位抜けでイイんですか。もしかしてヤヌザイが空気読めなかった?? ということで、ベルギーVS日本ということに。

違和感を感じるのは、この日本とポーランドの残り10分の時計の進め方を無気力という言葉を使う向きがあること。無気力相撲…などという言葉がメディアでしばしば使われるので、その影響というか何気なく刷り込まれてるんだろうが、無気力というのは違うんだがな。安易に簡単に、ありふれたというか、耳にこれまで入っている言葉を無意識に(1ミリほどもの考察なく)使うのは適当でないと思いますけどね。
まぁ、いろいろ批判や議論をしていただければよいんじゃないか。それが少なくとも、この国の思考レベルや意識レベルを向上させることなるだろう。
で、私はどう思ってるかって?? 全然スッキリしませんよ。0-1で終わらせることを選択したことよりも、試合内容自体に。これまでの2戦の貯金をすべて使い果たしてマイナスになった感じだ。次戦はそれを引きずらないこと、今大会でこれまで世界の目を引いていたパフォーマンスを展開してくれることを願うばかり。相手はヨーロッパの国なんだ、、、ガツンと見せてやれ。

ベルギー戦は来週月曜日深夜、というより火曜日早朝3:00AM。

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