久保建英、レアルのホームでテクニックとインテリジェンスを十分に見せる。
2020.06.25
レアルのホームといっても、再開後はサンチャゴ・ベルナベウではなくてディ・ステファノ・スタジアムを使用しているレアル・マドリード。
前節、終了間際に同点ゴールを与えてしまって勝点2ポイントを逃したマジョルカは、この試合は3バックに、ウイングバックをワイドに張らせて中盤センター3枚で2トップに。久保建英は2トップの一角に。
まぁその発想はわかる気はする。かといって、マジョルカにとって最適解とも思わんが。
キックオフからしばらく経過すると、レアルはマジョルカを見切っちゃったというか、マジョルカはちょっとでも判断に時間をかけると、たちまちボールを奪われると。
まぁマジョルカの選手たちの力量じゃ、仕方ないか。大迫のブレーメンとどっちが守備ダメっぽか…って競ってる風なくらいだ。
その中で久保だけは、レアルの選手たちに十分対峙してみせる。
足下にボールをおさめて、後方からガシガシ来られてもロストすることなくボールをさばくし、種々インテリジェンス溢れるプレーを随所に発揮。トニ・クロースをボールキープしながら剥がし、その流れでセルヒオ・ラモスとメンディのセンターバック2枚の間を割って行ったシーンは普通に声が出ましたがな(笑)
ま、周囲がこんなもんなんで、なかなか個人のスコアが積めないけどね。
ただ、チームを勝たせる選手になって行って欲しいな…とは思いますね。なかなか日本人選手は代表的に優れた選手、名選手でも、そこがね…
ところでディ・ステファノ・スタジアムのディ・ステファノとは、歴史上の大選手。ヨハン・クライフもディ・ステファノの再来…などと言われてだよなぁ。当時は「10番」じゃないぞ、「9番」ね。ディ・ステファノにしてもクライフにしても、ポイントゲッターの役割だけでなく(それにとどまらず)試合全体を作り支配してた。そういう当時としては特殊な(特異な)(まったく異質な)プレイヤーであり存在。
おっと、ディ・ステファノのプレーはロクに見たことないけど。そこまでジィジじゃない。
あーいや、もう十分オッサンもしくはジジィだけどね。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/3677
トラックバック