遠藤航の今シーズンのブンデスリーガでのプレーデータが凄いし興味深い。
2020.11.07
所属するシュツットガルトの地元紙での特集記事の内容を紹介したこの件は、日本のポータルサイトでもリンクされているので目にされた方も居られるかもしれない。今シーズンの遠藤航のプレーデータ分析を紹介した内容。デュエル勝利数がトップらしいというのは知っていたが、それだけじゃなかった…と。
まずは、自チームがボールを奪ってから再び失うまでの間にプレーに関与した回数。これがバイエルン・ミュンヘンのキミッヒに次いで2位なんだそうだ。
次に、デュエル勝利数は冒頭で触れたようにトップタイ。しかもこの数字には、ヘディングの競り合いでの勝利も数多く記録されている。
シュツットガルト地元紙はこう記しているらしい…試合のリズムを調整する能力ではドルトムントのヴィツェルの方がわずかに優っているが、それ以外の役割に関しては同じぐらい上手くやっている…だそうだ。単にトップ数字ともてはやすだけでなく、ちゃんと違いというか差異にも言及している点など、日本のメディアにはできない芸当だな。
続いて平均走行距離と総スプリント回数。走行距離もスプリント回数は実は平均的だそうで、これはむしろ適切なポジショニングができていることの証左だろう。以前のように動きすぎる(…などと私も何度か書かせていただいたことがある)という段階から次のフェーズへ進んだことが浮かび上がる。
遠藤航がぶっちゃけここまでのクラスに行くとは(実は)あんまり予想してなかったんだが、今度のインターナショナルマッチ・ウイークでのテストマッチでもプレーも楽しみ。
しかしま、日本人はデータ好き(…っていうか、単純にデータでないとわかることができない)と言われるが、じゃ、フットボールに関してもこういう情報や記事は著しく足りないよね。もっとそういう数字を提供なり発信して、一般ピープルへの訴求の材料・ネタにして行かないのかねぇ。
まだまだ全然、、、すなぁ。
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