ほとんど冨安のプレーに注目しつつ、ボローニャVSベネヴェント。
2021.02.13
来週の土曜日はもうスーパーカップ(ゼロックス・スーパーカップ)だなぁ。Jリーグ開幕ももうすぐ、というところだ。
昨夜行われたボローニャVSベネヴェントをDAZNで視聴。ま、ほとんどの注目ポイントは冨安のプレーだけどな。
ボローニャの監督はミハイロヴィッチだが、ベネヴェントの監督はピッポ・インザーギだぜ。
冨安はこの試合でも右サイドバック。守備ではほとんどノーミスじゃないか。ルーズボールにも反応して相手選手にプレーさせないし、冨安の居るスペースに出た青手フィードも、ほとんどビルドアップさせないし。
後半だったが、味方のコーナーキックからボールをロストして、縦に付けられてカウンターを受ける状況で、相手ゴール前に居た冨安が猛然とプレスバックしてボールを奪い、ゴールキーパーへ戻したシーンには笑った。
攻撃面でも、ボローニャが押し込んでいる状況では中盤センターのような位置取りで、なんだかチームの舵取りをしている風。
ハーフウェイライン手前のほぼセンターに居たのに、そこから右サイドへスプリントして、味方のパスを受けて右奥からクロスを入れるし。
前半終了間際には、左サイドがセンターサークル内の味方に出したボールがトラップできずに右サイドへ流れて行くところ、後方から多分40メートルくらいスプリントして回収し、ドリブリングから25メートルくらいの右アウトにかけてミドルを放ったが、これは惜しくも右ポストを逸れて行った。
…というわけで、現地の評価も上々のようで。
試合の方は、キックオフから1分でボローニャが先制したが、後半、雪が降り続いてコンディションが悪化する中、ベネヴェントが人数をかけてボローニャのゴール前に押し込んだ状況で、クロスをボローニャのゴールキーパーが前に出てキャッチしようとしてこぼしてしまい、これをヒールで決められて同点に追いつかれてしまう。
ボローニャとベネヴェントは同勝点で、実は6ポイントマッチだったんだが、試合はこのままドローで終了。ボローニャにとってはホームで2ポイントをロストした結果となった。
ベネヴェントは同点に追いついたシーンは泥臭かったが、少ない人数でもスピーディな鋭い攻撃をもっていて、相手ディフェンス網の間にポジションを取り、相手ゴール近くで速いパス回しからフィニッシュを狙う攻撃は、インザーギ仕込みか??
前半はボローニャの1点アヘッドで終了したものの、際どいシュートはベネヴェントの方に幾つもあったという展開だった。
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