南野、中盤右で2試合連続スタメン、フル出場。
2021.05.13
日本時間で昨日未明に行われたイングランド・プレミアリーグの延期試合、サウサンプトンVSクリスタル・パレスで前節に続いて南野がスタメン。前節と同じく4-4-2の中盤右で起用。
試合の方はキックオフ直後からクリスタル・パレスが前に圧をかけ、際どいシュートをベンテケが放ったと思えば、その直後にベンテケが今度は捻じ込んでわずか2分ほどで先制。
南野は4分過ぎあたりにディフェンスラインからのボールを受けてターンしてドリブリングからワンツーで抜け出そうとして、ハーフウェイラインを越えた辺りでファウルで倒されたり、右サイドからゴール前中央に斜めに走り込む場面もあったがパスは来ず、味方はさらに外のウォーカー・ピーターズ(右サイドバック)へ出してしまう。同様なシーンはこの後も何度もあり、右サイドバックのウォーカー・ピーターズが非常に高い位置を取るので南野は1つ内側のレーンにポジショニングし、そこから再三ゴール前を伺うが、味方のパスはほとんど南野を飛ばして右へ、、、という展開。
たまに右サイドからクロスを入れようとするが相手に引っかかったり、、、南野の欲しいタイミングで欲しいボールが出て来ない部分があるんだが、もうちょっと技術的に、あるいはプレービジョン的に見せてくれると嬉しいんだけどなぁ。。。
初シュートはもう試合終盤、80分になろうという辺りで、センターサークル付近からピッチ中央を左寄りにドリブリングで運び、左サイドのレドモンドへパス、ペナルティエリア内左でリターンを貰ってシュートを放ったが、ブロックされたシーン。これもあとちょっと違うリターンパスなら、惜しいフィニッシュシーンになっていたと思うんだが。
その段階で3-1とサウサンプトンが逆転しており、味方もあまり前に人数をかけず、スペースもできてきたので、それまでよりずっと多く南野にボールが集まる状況に。試合全体を通してチーム全体としてこういう状況を作り出せていれば、もっといいシーンをプレーできるんだがな。。。
ま、フィジカルコンタクトにはやはり脆弱さを感じられるだろうな。寄せられて潰されるシーンは現地では目につくだろう。ファウルが貰えれば(貰えたシーンも幾つかあったが…)イイんだが。
むしろ最近の試合の方が、フィジカルコンタクトの耐性の足りなさを感じさせられる傾向が強い気がして、、、もしかすると1シーズンを通してのプレミアの激しい当たりで、フィジカルコンディションにやや問題を抱えているのかもしれない…とふと思ったり。ま、それはあくまで推察に過ぎないが。
ある人が言ったんだが、香川がマンチェスター・ユナイテッドで苦労していた状況を思い起こす…と。フィジカルコンタクトのことだけでなく、リズムやパスイメージ、プレーイメージが周囲と(まだ)合わないことも含めてね。
来シーズンはサウサンプトンでプレーすることはないだろうが、残り2試合、サウサンプトンのユニフォームを着てプレーする姿が見られるかどうか。。。
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