ワールドカップ・アジア最終予選の次戦は9月7日(日本時間)24:00。

DAZNでアジア最終予選の別グループを含めて全試合が見られるっていうのは、これは実にありがたいことであり、他国の偵察(?)もできるというわけで。ヨーロッパ予選の試合もこんなに見られるっていうのも嬉しい限りで、ニヤニヤしてしまう(笑)
さて、初戦をホームで落とした日本の次戦はアウェイでの中国戦。中国とはカタールで9月7日(火曜日)の日本時間24:00(8日の0:00AM)キックオフとなる。
その中国、初戦をカタールでオーストラリアと対戦しており(オーストラリアのホーム戦として)そのままカタールで日本を待ち受ける。
オーストラリアには0-3と完敗しているだけに、中国としても是が非でも日本を倒しに来るだろう。

そのオーストラリアVS中国を見たところ、ぶっちゃけ、このパフォーマンス・内容程度の中国を倒せないようではハナシにならん…というレベル。
中国は4-1-4-1のフォーメーションで、ワールドカップ出場権獲得への意気込みを表すかのようにキックオフ直後からオーストラリア陣内へ攻め上がろうとするが、すぐにオーストラリアが主導権を握るようになり、あっさり20分過ぎで先制。さらにその数分後に追加点。
中国は最終ライン4枚が一生懸命ラインを整えようとしてるんだが、その前の中盤もフォーメーションを守ろうとしようとしてるんだが、オーストラリアがちょっと攻勢に出ると見る見るフォーメーション(システムと言えるものではないし…)が崩れて行き、失点シーンは面白いくらいに中央に中国の選手たちが縦に6人も7人も数珠つなぎになっている(←表現、伝わりますかね…)というような体。
これはフットボールですか、、、という印象すら感じた次第。
中国のメディアが(正確でないが)子どものフットボールレベルだかなんだか批判したようだが、正にそんな感じ。

後半立ち上がりから、アンカーの脇のスペースから崩されたと考えたのか、4-4-2のフォーメーションに変更してきたが、それでも(若干落ち着きはしたが)さしたる変化も見られず。相変わらずオーストラリアの選手に味方と味方の間に入られまくり、相対している相手が居るのにポジショニングというより位置取りが全く対応できず、フォーメーションというか(いうより)味方同士の並びを忠実に守ろう(維持しよう)と気にしてるばかりのようにすら見えた。オーストラリアにとっては楽な試合だったろう。

日本では、このカタールで行われる中国戦に敗れることになれば森保監督もさすがに解任だろう…というような論調が多いようだが、いやいや、引き分けでもダメダメでしょう、、、という相手。
もちろん、皆さんが警戒する帰化選手4人だか5人のうち、オーストラリア戦は2人しかプレーしてなかったので、日本戦にはフル稼働させてくるかもしれないし、(なにしろ移動が無いので)コンディションも上がってくるかもしれない。
だけど、オーストラリア戦でもプレーしていたエウケソンや、あるいはアラン(我々にとってはACLでお馴染み…)にゴールを決めさせてしまうようでは、これまた日本の守備力や戦術性を疑うことになるだろうなぁ。

仮に中国戦に勝っても、監督やコーチングスタッフについては考えるべきだと思いますけどね。勝っちゃうと、そういうことしないんだよなぁ。JFAは。
JFAというか、そういうのが日本だよなぁ。

なお、中国戦のキックオフ時刻だが(試合日は確定していたものの)一部メディアによると、FIFAからほんのこの一両日内にアナウンスがあったそうで、それまでJFAでも確定情報を持っていなかったのか??
こういうのもどうなのかね。そんなことだと地上波にしてもBSにしても、TV局は完全に対応不可能だよねぇ。
先のオリンピックの3位決定戦の試合前日夜の突然のキックオフ時刻変更といい(あれも事前にJFAは把握していなかったらしい…むしろ変更無しと聞かされていたらしい)JFAの政治力の無さにはホトホト呆れるばかり。

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