ヨーロッパリーグ、スタメン起用の原口のパフォーマンスはどうだった…
2022.10.15
今日から全社(全国社会人サッカー選手権)が始まって全試合ライブ配信だし、いや~忙しい。
しかし全社はトーナメントだが今日が1回戦で明日が2回戦、明後日がクオーターファイナル、その翌日がセミファイナル、その翌日が3位決定戦とファイナル…ということで、今日から19日まで5日間連続開催という相変わらずのムチャクチャ。
試合会場も、まるで育成年代の大会のような風情で(育成年代…というのは相当遠慮した表現でして、もうちょっと言うなら○○サッカー大会みたいな感というのが率直なところ…)もっとマシな設定ができないんかね、運営側。
明日は天皇杯ファイナル(@横酷)だが、さて翌週にルヴァンカップ(@国立競技場)がある中で観客動員はどうなりますやら、、、ちょっと噂は耳に入っているが。。。
さて、ヨーロッパリーグ、原口がスタメン出場したウニオン・ベルリンの試合を視聴。
昨シーズン、5位と躍進してヨーロッパリーグ出場権を獲得したウニオン・ベルリン。原口も躍進に貢献したが、今シーズンはちょっと出場機会が減っていたところ、最近はスタメン起用も増えてきた状況。
ウニオン・ベルリンは3バック。ウイングバックを左右に置いて中盤センターは3枚だが、アンカーを置いてその前に(いわゆるインサイドハーフ)2枚、原口はここの右。そして最前線は2トップ、というフォーメーション。
海外クラブは3バックの前にアンカー(中盤底1枚)というのが結構多いよね。
んで、キックオフから結構アンカーがガシガシ前に行く。ウイングバックも中に入りたがるしインサイドハーフ(原口)を追い越したがる。
というわけで、序盤は原口はチームプレーに徹っしていたか…プレスや相手パスコース限定、ボールを拾っては前へ運ぼうとする意欲に溢れ…
…ただ現在のウニオン・ベルリンの戦い方の中ではちょっと毛色が違う(違いを出せない感じの)印象でもあったかな。
だが、原口も段々と前へ行くようになる。
前半の内に右からクロスの機会が2本…1本はドンピシャでフォワードのヘッドに合わせたが、ちょっとボールスピード不足だったか。。。
(ただ右ウイングバックの選手のクロスも同じようなボールだったんで、ああいうクロスボールでイイことになっているのかもしれない…)
そしてペナルティエリア内へのスプリントが3度ほど。その内1度は、左で味方がえぐってのグラウンダーのクロスだったが、原口はゴールキーパーとの間に欲しかったようで、チャンスとならず。
後半、原口はさらにアグレッシブに攻撃姿勢を見せる。
ペナルティエリア内に入った原口への味方のヘッドの落としが届かず…ショートカウンターから相手ゴールへ向かってスプリントした原口への味方のパスが、パス出しが遅くコースも甘くカットされて届かず…左からグラウンダーのクロスにゴール正面で原口が飛び込んでゴールキーパー前でスライディングで合わそうとしたが届かず…
ということで、積極的なパフォーマンスを見せたが65分過ぎに交替。もうちょっとプレーできたとは思うが。
素晴らしい奮闘ぶりはよくわかった。スコアレスで推移する中で、ゴールを目指したプレー…自らフィニッシュを狙うプレーも十分見ることができた。
もっともウニオン・ベルリンも戦術的な面も含めてイマイチよくわからんというか、これが現在ブンデスリーガ首位だっていうんだから、それこそわからんな。。。
原口についてはワールドカップ本大会メンバーには間違いなく入るだろうが、アクセントや技量を期待するというよりもエネルギッシュな献身性でのチームへの貢献を求められていることは明らか。フィジカルコンタクト強度が、日本チームの中ではある方なんだろうが、この試合の中ではやはり軽量感が否めないが。
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