ガイナーレ鳥取が米子に新スタジアム?? & Jリーグにプレミアシップ発足??
2010.07.29
JFL(ジャパン・フットボール・リーグ=J1、J2に続く実質3部リーグ)のガイナーレ鳥取が、この調子ならば来シーズンはJ2に昇格しそうだ。
ガイナーレ鳥取は、フットボール専用スタジアムである鳥取バードスタジアム(とりぎんバードスタジアム)をホームにしているが、ご多分に漏れず素敵に不便なロケーションにある上、鳥取県自体、県庁所在地は鳥取市だが経済規模的に大きいのは米子市の方で、ガイナーレ鳥取も米子からの客足を得ようと考えているらしいことは聞いていたけれども、米子から鳥取へ足を運ぶというのは考えづらく、そういうこともあってJリーグに加わっても経営的に大丈夫なのかしらん?? と思っていたりした次第。
そんな中、米子に専用スタジアムを、やや小ぶりなものを建設するというプランをぶち上げた。おお、これはナイスなプランだ。実現には幾つものハードルがあるだろうが(早速このプラン内容に異論も出ているようだが)是非何とか実現させていただき、J2でも、経済圏として規模が小さくても、それにマッチしたクラブマネジメントを見せて欲しいものだ。
さて、今朝の一部スポーツ紙にJリーグがイングランドのプレミアシップ(プレミアリーグ)のように、もう1つ上のステージを作る構想があるとか。
イングランドのプレミアリーグも、元々ディビジョン1(1部)があって、そのさらに上に作ったもの、、、だからプレミアリーグの下にディビジョン1が変わらずあり、そのさらに下にディビジョン2…ということになっている。それと同じような発想なのだろうが、まだ早過ぎるんじゃないか。確かにマーケティングや収益の点でもう一段階上を構築したいのはわかるが、イングランドだってそうだが、世界的規模での(国内ではない)TV放映権料がそこには大きな要素として不可欠であり、いきなりJリーグのプレミアステージを作ったからと言って(一部の国々では確かにJリーグ中継は結構人気があるらしいが)高額な放映権料を支払ってくれるとは考えにくい。そこには日本人選手のスケールアップはもちろんだが、世界中の名選手やネーム・バリューのある選手が集まってくるリーグというイメージなりブランドを持ち合わせないと。そのためには現在のJリーグそのものに、かつてのように世界的ネーム・バリューある選手が再び来るように手が打てないものか。世界的ネーム・バリューある選手は当然(世界各国のリーグやクラブとも競争になるし)高額なわけで、Jリーグ各クラブが身の丈経営で資金的にそんな冒険ができない状況ならば、Jリーグなり(リーグが特定のクラブに加担??するのはマズイだろうから)特にお金持ちの日本サッカー協会なりがそういう選手を呼ぶためのファンドを用意するとか。その辺から始めて進めていくのはどうなのだろう。
ま、そもそもこのネタって、サッカー「ビジネス」屋サイドのアドバルーンというか、また反応や反響を探るための燃料投下、あるいは、Jリーグのチェアマンも日本サッカー協会の会長も交替したポイントでの牽制といったところでしょ。ビジネス屋が手出しし過ぎなんだよね、日本のスポーツって。それでもどうでもなる緩い競技・種目ならいいけど。シャレの効かないフットボールみたいな競技・種目にはタイガイして欲しいね。
ただ、ファンドは考えてくれるといいな。
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