J1昇格プレーオフ。

昨日のジェフ千葉と大分トリニータのJ1昇格プレーオフは、劇的な結末で大分トリニータが昇格枠最後の「1枠」をモノにした。

試合内容はぶっちゃけナンだったと思うが、やはりこういう試合は普通に面白いし盛り上がるし、日本人好みだと言えるんだろう。結末もいろいろな意味で劇的だったことが、さらにそれを拍車をかける。背負ったものの違い、みたいなことを大分の選手たちは口にしていたが、確かにそれはあるかも。ただ、ジェフ千葉としては、あそこで選手交替をするタイミングだったのかどうか…残り5分ほどで、ドローでよかったんだし、攻撃的な選手を替える意図はよくわからない…そんな交替直後のエアポケットみたいな失点じゃなかったか。。。
そんなわけで、雨で寒かったにもかかわらず国立競技場に多くの観衆が詰めかけ(アッパー席の一部を急遽開放したようだし)大盛り上がりだったのだが、こちらとしてはちょっと驚いたのが、「PLAY OFF ファイナル」という大看板であったり、日本サッカー協会の名誉総裁に会長が激励にピッチへ現れたり、、、まるでナビスコカップだか天皇杯のファイナルみたい…と多くの人が思ったんじゃないだろうか。それくらい重い一戦だとは言え、ちょっとやり過ぎ(?)の気がしたが。もしかしたらJリーグとしては、これを新たなイベントにしよう(スポンサー獲得ツール??)と目論んでいるのか?? それは悪くない発想とは思うが、J2の1位と2位が絡む昇格プレーオフではなく、J2の3位以下のチームによるプレーオフなんだということ。本末転倒にはならないよう、一定の自己規制(?)は必要だろ。また、本来はリーグ戦3位までが自動昇格できるレギュレーションだったんだから、例えば3位と4位の勝点差が大き過ぎる場合はそのまま3位を昇格させる(例えばイタリアのセリエでは、勝点差が10ポイントあった場合はプレーオフを行わない)とか、そういうレギュレーションも必要。たまたま今シーズンのJ2は3位から6位までが勝点差が1ポイントずつしかなかったり、6位と7位との勝点差が5ポイントも離れていたり、プレーオフを実施するに相当する?(相応しい?)リーグ戦のリザルトであったわけだが。
…などと、いろいろ書いてみたり考えてみたりするが、それはそれとして、観ているこちらも目から汗が出てくる、そんな劇的な試合ではあった。さらに一夜明けて、今日の朝日新聞の記事によると、大分トリニータの宮沢が夏祭り会場でカンパのお願いをしていると、小さな女の子が自分の財布から5000円を取り出してカンパしてくれたそうだ…いや~これも(実は一番の)目から汗でしたな。

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