習い事



なな号の甥っ子には、彼の母親の方針により、
彼が興味を持つもので、将来的に、なにかしらプラスになる
と思われる経験は、経済的、時間的に可能な範囲で、
できる限り、学ばせることになっています。

その一つは、タップダンスでした。

しかし、いくら親が「意義のある経験」と思って与えるチャンスも、
何の苦労も知らない子供にとって、続くか続かないかは
「気分次第」でしかありません。

「面白さを感じ始めれば、きっと」と期待を持っていた親の思いも空しく、
タップダンスは、1年間で終了しました。

今時の日本の子供は、ほんとうに恵まれています。
やりたくてもできない、どうしても手に入れる事ができない
ということが、とても少なくなったと思います。

その結果、執着心も薄くなってしまうのですね。

親の苦労は、なかなか報われないようです。







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