3日後



生命力に溢れている、人間の回復力は
すごいものですね。

彼女のこの姿、手術の3日後です。

「管があるから、腰パンになっちゃうのよね」
などと言いながら、スタスタ歩いていました。



談話室では、バカっ話をしながら「イタタ...」
と泣き笑いになっていました。

その後、聴診器をあてる必要がない、だれもが
聞こえるくらいの、大きな「グーグー」という
お腹の音で、往診に来た医者に言葉だけでなく、
「すごいお腹が空いています」と訴えたようです。

彼女をよく知っているだけに、様子が目に浮かび、
大笑い。

その訴えが功を奏したのかどうなのか、初回から
3分粥（重湯じゃない！）とペーストに近い
おかず数品の食事が出たそうです。

それらは、ほとんど味付けがなかったそうで
その後、かなりがっかりしていましたが。

しかし、そんな喜怒哀楽を含め、順調な
病院生活の様子を知る事ができ、うれしい限りです。

比較できるものではないけど、母の事を思うと
羨ましい...。