煮豚のわけ



煮豚がおいしくできました。


去年から頼まれていた、愛犬の写真撮影があったのですが
飼い主さんが体調を崩し、延び延びになっていたのを
やっと撮影してあげる事ができました。

それはいいのですが、その飼い主さん、お礼に
宝石をくれようとしたのです。

こういうの、ほんとうに困るんですよね。

前にもこの人に、カジュアルな宝石を、半ば強引に
いただいた事があるのですが、ほとんど宝石を
身に付けることがない、なな号なのです。

アクセサリーは、正直、好みだってあるでしょう。

相手は「宝石をあげた」事で、満足するのかもしれませんが
正直（欲しくない）「宝石をいただいた」というプレッシャー
だけがこちら側に残るって、なんか不公平じゃないですか。


そんなわけで、受け取りを断固拒否していましたら
代わりに立派な豚肉の塊が3本も、家のドアノブに
吊るしてありました。


で、煮豚ができ上がったと言うわけです。


一人暮らしなのに、豚肉の塊が3本ですよ。

とか言いながら、なな号けっこう大食いですから
あっという間に、食べてしまいますけどね。

いやはや、いくら依頼されたからと言っても
知り合いの年金生活のお年寄りから、撮影料を
いただくつもりはないので、こういうケースは
ほんと困ります。