アウェイとはいえ、負けてよい相手か??

昨日は各地でワールドカップ予選。こういうのを「全世界」「世界各地」と言うんだよ。>日本の旧来メディア…(最近はさすがにニセモノにおいては使わなくなくなったが)

夕方から、オーストラリアのホームで行われたオーストラリアVSオマーンを見る。オマーンがまさかの先制、さらにオウンゴールで追加点、2点リードされてオーストラリアが必死の反撃でドローに持ち込んだが、内容は全くナンだったが死闘だわな。この試合がドローに終わったんで、夜のヨルダンVS日本はドローでも日本のワールドカップ本大会出場が決定に…
しかしオーストラリアは、3ラインの間の間隔が空き空きで、どういうチームづくりをしてんのかね。オジェック氏。
引き続いて、韓国のホームで行われた韓国VSカタールを見る。
ワールドカップ予選は、どっこも本当に死闘だよな。

で、日本のアウェイでのヨルダン戦。いくら危険なアウェイとはいえ、アウェイでは何が起こるかわからないとはいえ、ヨルダンに負けるかよ。
2003年の中国で行われたアジアカップで優勝した時、ヨルダンとはPK戦の末に下したんだが、あの時もタイムアップ寸前に追いつくという展開で、試合を見ながら…アジアカップなんかどうでもいいがヨルダンに負けて敗退かよ~ってブツクサ言っておったのを思い出した。いくらアウェイでも負けてよい相手とそうじゃない相手があるだろ??

2列め左に入った清武からチャンスが生まれるものの、最初の突破でシュートしなかった清武のプレーに早くも違和感というか不安感が。それでも前半は3点くらい入ってもおかしくなかったが決められず…そうこうしていると、前半終了間際のコーナーキックでヘッドをズドンと合わされて失点。このチームはセットプレーからの失点が確かに多い。ワールドカップ本大会では、高さのある選手を2人くらい入れないとダメだよ。
ま、1失点くらいはいいとしても、2失点めは何、あれ?? 吉田麻也も軽いよ。それに遅いよ。そのシーンとは関係ないが、右サイドバックの内田篤人にしても、ケガしない(ケガできない)意識がありありなプレーだったかもな…仕方ないというか当然なんだけどな。
それでも十分反撃する底力はある今の日本チーム、1点返した直後に内田篤人の突破でPK獲得…だが、遠藤が失敗。失敗しそうだったよ。相手ゴールキーパーのタイミングを外して蹴ろうとしたが、相手も全く動かず、そこで仕方なく隅を狙ったがドンピシャで合わされてしまった。PK失敗は確かにイタいが、そういうこともある。だがそれよりも、やはり遠藤と長谷部の2ボランチでは本大会で戦えないよね。この試合のヨルダンも、日本の攻撃を警戒して深い守備ラインを敷いていて、かなりバイタルが空いていたんだが、そこでボランチの芸がなさ過ぎる。まずミドルシュートがない。相手守備ブロックにギャップを起こさせるスキルやアイディアがない。遠藤は確かにこのチームのいまだにキープレーヤーだが、それでもさすがに衰えみたいなものを感じることもある。それに元来、中盤の守備では効かない選手。2010年のワールドカップでも遠藤と長谷部だったが、あの時はさらにアンカーに阿部勇樹を置いていた。そういうシステムじゃないと、本大会ではダメだろう。それに2010年大会では長谷部をスタメンに抜擢したんだよ、当時の岡田監督が。そういう新進気鋭の選手が出て来ないと、本大会は無理。これは日本チームだけでなく、どこの国でも同じ。

というわけで、ワールドカップ出場決定は6月に持ち越し。まずはホームでのオーストラリア戦で決めるか、そこで決められなければ、アウェイのイラク戦。この2戦のみ。オーストラリアは昨日のホームでオマーンによもやのドローで、これは超・必死で来る。そういう相手との対戦で、非常にいい機会になる。その超・必死なオーストラリアをブっ倒して見せて欲しいね。
ま、3月に決まってしまわなくて、商業ベース的にはよかったんじゃないですか(某読み)…関係者のみなさん、それ、望んでたでしょ??

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