「アジアカップは新しい選手発掘の場」発言に賛成。
2010.09.17
日本サッカー協会の技術委員会の原委員長が、そのような発言をしたとか。サポーターやファンの間でもアジアカップは優勝もしくは3位以上がノルマとかおっしゃる向きも多かろうが、私はこの発言に賛成だ。
もっとも、日本サッカー協会として統一見解であればいいのだが。
私はアジアカップを軽視するつもりなどないし、私だってアジア諸国に負けたりするのは見たくない。しかしプライオリティの問題なのだ。アジアカップで仮に優勝したって、ワールドカップに出場できるわけではない。ワールドカップの前年に(ワールドカップ開催国で)開催されるコンフェデレーションズカップには出場できるが。コンフェデに出場することはワールドカップ本番での予行演習に必要という方もおられるが、予行演習はまた別にやればいいんじゃないのですか。コンフェデとワールドカップじゃぁ規模が違いすぎる。コンフェデに出場すれば、ま、なおよいかな、といったことでは。
もちろん、新しい選手を試しながら優勝なんてしたりすれば、それはこの上ないこと。だが、ここでそんなに望む必要はないのでは。
日本がアジアカップに優勝したことがないのだったら話は別だ。しかし1992年(広島・初優勝)と2000年のレバノン大会と2004年の中国大会と、(イラン、サウジアラビアとともに)史上最多3度の優勝回数を持つ。しかも1990年代からの直近20年間ではぶっちぎりの戦績だ。アジアカップで好成績をあげることが目標ではなくなったフェーズであるということ。
しかし、新戦力発掘ということを言い訳に3試合で(グループステージで敗退して)帰ってくることは許されない。せめてセミファイナルには進んで、(その後はファイナル進出であれ3位決定戦であれ)一番多く試合数をこなして来ないと。それが目標かな。
U-17女子ワールドカップの日本代表チームは、グループリーグ最終戦でニュージランドに6-0で勝ち、グループ2位で決勝トーナメント進出。クオーターファイナルはアイルランドとの対戦。強いのかどうなのか全然わからないが、ヨーロッパ予選を2位で抜けてきているのだから強いのだろう。日本時間で明日18日の8:00キックオフだ。
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