世界有数のスタジアムの大観衆から賛辞の嵐を浴びるなんて、この上ない幸福だよね、香川選手。
2010.09.24
ドルトムントとシャルケのダービーマッチは、ご存じのとおり香川の2ゴールもあってアウェイのドルトムントが快勝。ホームに戻ってのカイザースラウテルン戦では、香川がボールを持つたびに大歓声だったとか。
この試合、ドルトムントは5-0と大勝だったのだが香川はノーゴール。惜しいシュートも幾つかあったが、さすがにマークもきつくなり、香川自身のボールロストも目についてイマイチという感じだっただろうか。そんなこんなで香川は70分(後半25分)くらいで退いたようで。。。ところがハイライトは試合後、ホームの大観衆からの盛大な香川コールに1人だけゴール裏サポーターの前に出てきて(呼び出されて)凄まじい声援の嵐を浴びたようで。これは私たちなんか絶対経験できない幸せだろうな。
ドルトムントのホームスタジアム「ヴェストファーレンシュタディオン」(今は「ズィグナル・イドゥナ・パルク」というそうだが)は8万人も収容する巨大スタジアムで、ドイツでも最高クラスのスタジアムと聞いている。それでもって、ドルトムントの観客動員数も凄まじく平均7万5000とか。これは世界でも指折りの観客動員数。
そんなヴェストファーレンは、実は我々日本人にも縁があるのだ。2006年のドイツ・ワールドカップのグループリーグ第3戦、ブラジル戦が行われたのがこのスタジアム。あの試合、2点差で勝たないとグループステージ突破はなかった日本チームは前半に玉田のゴールでまさかの先制をして、もしかして夢でも起きるのかと思ったのもつかの間、ファイナルスコアは4-1。しかしスコア以上に、ブラジルはゴールキーパーを途中交替させるなど、そして現地のTV中継では試合前に「さあ、エキビシションマッチの始まりです」などと実況もされ、屈辱の試合となったのだった。
そのスタジアムで、21歳の香川真司がそんな恥辱を払拭してくれようとしているのだ。
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