ACL出場チームをサポート、ったって…

2013.12.20

某スポーツ紙によると、JリーグがACL（アジア・チャンピオンズリーグ）出場チームに対して、グループリーグ対戦相手の映像の無償入手を手配してサポートするとか…そんなの大袈裟にサポートとか言うものかと。

これでもチャーター機を飛ばしたり遠征費用の補助をしたり、いろいろやっては来たけれども、それで逆にあらぬ方向からのイチャンモンをつかたり、ということもあった。試合映像の入手も大事なことかもしれないが、それよりもっと別のことがあるんじゃないかって誰もが思う。クラブライセンス制度で（クラブライセンス制度自体は結構なことで、日本のスポーツにおいて画期的なことだと思うんだが）投資というか戦力補強を厳しくしてしまった感があるし…まぁ、そこは各クラブのマネジメント能力の範疇なんだろうが、日本ではまだそこまで至っていないんで、小さく小さくやってしまう矢印になっていっているような。いつも話に出るようにACLでは強力な（1人でフィニッシュしてくれる）外国人アタッカーが不可欠だが、各方面で語られているように、そういう選手を獲得するケースはほとんどなくなってしまったし。
ただ、広州恒大がそういうスタイルでACLで優勝したが、じゃぁ広州恒大がJリーグにいたからといって、そうそうは勝てない。Jリーグのレベルはそんなもんじゃない。じゃ、ACLじゃなんで勝てないんだとか突っ込まれるだろうが、全然別物なわけで。ACLはJリーグのようにフットボールの質の戦いというよりは、戦場での一発勝負みたいなもので、内容がよくなるわけがないし質が高いわけでも、質が高い方が勝つわけでもないということで。逆にクラブ・ワールドカップなんてもんには、広州恒大じゃない違うクラブが出場した方がもうちょっと違う試合になっただろうってこともあるわけで。だからフットボールは難しいというか面白いのだが。そういうことがわからない向きには、いつまで経ってもわかりにくい話だろうけど。

そんなことより、昨夜のテレビ朝日のナントカカン～トカとかいう番組で…続いてはクラブワールドカップ準決勝です…時間がない、すみません…では○○○○、○○選手の○○入団が決まりました…というクダリがあったようで。なんなんっすか、これ。バカにしてんのか。それに、そもそもその○○○○の誰かのどっかへの入団とかの方が大事っていうか（時間がなくなったというのが本当だったとして）そっちを扱うっていうか、その神経というか感覚がどうかしてる。スポーツ「報道」をしてんだろ?? こういうのは厳に抗議して改めさせなきゃいかんっすよ、日本サッカー協会もJリーグも。

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