なでしこリーグのレギュレーション。

2014.03.21

ACミランのセードルフ監督の立場が危うくなってる風なニュースが飛び交っているが、実際どうなんか知らんが、まぁ普通にいきなりセードルフを監督にするかよ、ってなもんで。

まだ現役でプレーしているところを、わざわざリタイヤして就任だろ。そもそも、そういう人選からしてどうかしておるし。オーナー一族がこれだもんな。また、セードルフも妙に信頼が厚いのも私らにはよくわからん。
というわけで、ここ2戦がヤマなんだそうですよ。
マンチェスター・ユナイテッドはモイーズのまんま、なんだろ。先日のチャンピオンズリーグでベスト8進出を決めたことで。相変わらずのイングランドスタイルを続けてりゃ、いいんじゃないっすかね。

さて、なでしこリーグは今年からポストシーズンを導入。2回戦総当たりリーグ戦をレギュラーシリーズと称しており、その上位6チームによる2回戦総当たりリーグ戦と、下位4チームによる2回戦総当たりリーグ戦をさらに実施するんだが、それらはエキサイティングシリーズと称するんだそうだ。まぁやってみるのは結構だと思うんだが（ポストシーズンもホーム＆アウェイなのは好感が持てるが）エキサイティングシリーズの上位リーグと下位リーグへの、レギュラーシリーズの勝点の移行がちょっと違和感あり。
上位リーグ（レギュラーシリーズの1位～6位）に対しては、レギュラーシリーズ1位に勝点6を与え、以下順位ごとに1ポイントずつ少ない勝点を与える（6位には勝点1）ということらしい。下位リーグにおいては、レギュラーシリーズの勝点の3分の1（小数点以下四捨五入）を持ち越すということらしい。へ?? どうして同じ持ち越し方法にしないの。まぁ普通に考えれば、下位リーグへの勝点反映（移行ないしは持ち越し）方法のほうがマトモだよね。本当は1/3とかもする必要はないと思うが。たぶん、上位リーグは最大でも勝点6ポイントしか離れていないところからスタートするんで、年間優勝争いがひっくり返りやすいってことを意図してんだろう。気持ちはわかるが、あんまり正しいレギュレーションとは思えないなぁ。
あ、で、年末の国際女子クラブ選手権にはレギュラーシリーズの1位クラブと、年間優勝クラブ（エキサイティングシリーズ・上位リーグの1位）が出場するとのこと。で、扱いはエキサイティングシリーズ・上位リーグ1位（＝年間チャンピオン）の方が、レギュラーシリーズ1位より上なんでしょ。レギュラーシリーズ1位とエキサイティングシリーズ1位が同クラブの場合は、エキサイティングシリーズ2位クラブが国際女子クラブ選手権の出場権を得るんだそうです。
レギュラーシーズン（なでしこリーグで言うところのレギュラーシリーズ）の勝点を、もうちょっと尊重したらどうなんですかね。ポストシーズン（エキサイティングシリーズ）の時期には、レンタルで海外クラブでプレーする選手たちも戻って来るし、そしたら全然エキサイティングじゃないエキサイティングシリーズになりますよ。ただ単に、エキサイティングシリーズを盛り上げようとするためだけのレギュレーションのように思えるが。盛り上がればいいけども、盛り上がるかね。

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