女子アジアカップ。

一昨夜のJ2の松本山雅のホームスタジアム(アルウイン)はフルハウス。アルウインはいつも熱気あふれるスタジアムで、これは是非J1に上がってきて欲しいもんだと、毎度つくづく思わされる。ま、J1の戦いは厳しいものになるが、そういうのを目にした後もおそらく熱気は続くと思うし、そうでなくてはならないし、実はそこからが本当なんだが…なかなかそうでない地域があるのは日本の文化の一端みたいなものだろう。

さて、昨夜の女子アジアカップは優勝で終わり、よかったんじゃないか。試合内容的にはかなりナンなんだったんで(とにかく両チームともヘロヘロ、ピッチコンディションもよくなさそうで滑る選手が続出。もうちょっとよいコンディションの大会運営をすべき)そういう試合展開だからこそ、勝っちゃって終わらないと見てる方もガックシくる。そこをキッチリ終わらせるのは大したもの。宮間と川澄と澤(澤は60分のプレーということになってんだろうな…)あと岩清水、そして宇津木くらいか、一部の選手頼みな内容はとてもとても来年の女子ワールドカップで勝ち抜けるとは思えないが、この試合では呼べなかった大儀見とか岩渕とか近賀とか熊谷とかもいるんだが、チームの要である中盤セントラルの人材が足らんな。それとサイドバック。宇津木は本来は中盤セントラルの選手なんだが(フランスのモンペリエでキャプテンやってるし)サイドバックで使いたがるし(それはサイドバックの人材不足が大きな要因と思われるが…)ただ、佐々木監督のイメージする中盤セントラルのプレーとはやや違うところがあるんではないか、という気もしている。日本のチームの中盤セントラルと、海外クラブの中盤セントラルの違いみたいものかと。
地上波TV中継の視聴率はとうとう20%に乗せてしまった。NHK-BSで見てた人がどれくらいかは、まだ未確認。

セミファイナルの中国戦で、日本選手がペナルティエリアにドリブルで入っていったシーンで解説(?)の松木安太郎氏(テレビ朝日中継)の、倒れろ!!(PKもらえ!!)って感じの声(叫び??)があちこちでウケているようだが、あの試合は既に日本がPKを取られた後で、そうなるとPK判定が出やすくなるわけで、互いに苦しい拮抗した試合ではそれくらいのことは言いますよ、我々だって(笑)

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